会食の席で印刷会社の人から
「フィルムなら週刊誌より早くできまる」との情報
⇒自社の写植工場をつくろう!
リクルートコンピュータープリントを設立
ソフトの開発に思わぬ苦労が10年近い歳月を費やし
⇒週刊誌より早い印刷体制が出来上がった
昭和50年代中ごろ
中堅印刷会社を買わないかとの話し
社内で検討したところ
「だめです うちは早く安くが大切 内容 大きさをくるくる変えるうちのような会社では印刷は外注がいい」
⇒お断りした
おそらく印刷工場を買っていたらお荷物になっていただろう
リクルートをメーカーに見立てれば
ファブレス(工場を持たない)会社
そして少人数のグループで製品をつくるセル方式の会社といえる
リクルートの商品は情報
そのためには早いことが大切
そのための投資は迅速
そのことからずれてしまう投資はしない
簡単なようだが、会社が誤った方向に行くのは
強み、大切なところを忘れて
本来の業務でないところに向かってしまうことなのでは?
今となっては外注
スリム化は当たり前だが
当時の判断としては先見性があったのだと思う
頭が整理されているから
状況を的確に分析し、アドバイスのできる部下がいるから
⇒リクルートの自分の頭で考える人を育てていることの結果だと思う
【おまけ】
昨日は商工会議所女子会のクリスマスチャリティー
ディナーショー
もうかれこれ10回以上毎年来ているが
その年、その年の変化を楽しみに見ている
今年は少々中だるみの印象
でもそのあとの二次会が有意義で楽しかった
さいか屋にある香蘭
という中華料理のレストランの社長がきていて
お話しを聞いた
現代の名工にも選ばれる優秀なシェフで
人を育てるという意味でも一流の経営者
神経の張り方
表情、清潔感、真剣な話しぶり
とても影響を受けました。
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