「(人間の)目は、心が理解する用意があるものだけを見る」
急げ!リ・ブランディング。ダメCIは、坂道を転げ落ちる 機器メーカーのケース
都内近郊のある機器メーカーからの依頼を受けた私はすぐに気がついた
「またこのパターンだ」
・どこかで見たことのあるような無個性のロゴ
・英文のロゴは媒体ごとに斜体がかかったり、フチ文字になったり
・時代感がある殺伐としたCG画像が燦然と続く
・検索エンジンを過剰に意識したホームページ
・大量のテキスト情報には、太字と斜体とアンダーラインがあちこちに
80年代から90年代初頭に起こったCIヒブームは、日本人の実感としては理解されず、ほとんど
「ロゴを作り変える」「キャッチコピー、スローガンを作る」といったことに労力が割かれました
ipodがあのようなデザインでなかったらどうでしょう?
価値あるもの⇒それと同等のデザインを身にまとう必要がある
デザイン戦略を導入しない⇒本当に主張できるはずの権利や価値を自ら放棄する事
対人間関係において非常に影響力を持つ独自の印象、
つまり「雰囲気や世界観」のことを
広告業界では⇒「トーン・アンド・マナー」と呼んで、コンセプトの立案に役立てている。
この本では、デザイン戦略を「トーン・アンド・マナー」で考え、ブランドやマーケティングに高い効果をもたらすことを狙っていきます。
「デザイン戦略って何?」=「雰囲気」と考えるとわかりやすいはずです。
※以降は「ト-ン・アンド・マナー 」を「トンマナ」と省略して使っていきます。
人間は悲しいかな第一印象で人やものを判断してしまう。中身がいい事を訴えるためには、見た目や「雰囲気」をその価値に合ったものにしなければならない。
それ以上に上質のデザインに触れることは上質の体験でもある。
企業にとって、商品と言っても過言ではない
【おまけ】
昨日、うちのお婆さん(母方の)が100才の誕生日を迎えた。
自分が子供のころから、高血圧で薬を飲んでいたから、ここまで長生きするとは正直すごいと思う。
うちのお婆さんは、太平洋戦争でお爺さん(旦那さん)を失い、女手一つで子供3人を育てた。
おそらく、死んだ爺さんが自分の分まで長生きさせてくれたのだろう。
http://www.town.iwaizumi.iwate.jp/iwaizumi_blog/archives/15653
もうハズレのデザインを作っている暇はない?!
返信削除というタイトルに共感!