あなたが東京ガスの社長ならば
いかにして
電力・ガスの全面自由化の荒波を乗り切り
収益を拡大させるのか?
電力都市ガス業界は
長らく地域独占によって安定してきたが
2016年の電力
2017ねんの都市ガス
と相次ぐ小売り全面自由化により業界再編が加速すると
予想される
この局面でどんな新戦略を打ち出すか?
#電力やガスの小売り自由化により
業界構造はどのように
変化するでしょうか?
新規参入業者により
業界は一時的に混乱へ
その中で
価格面、サービス面で優れた会社が
3社ほど生き残る
東京電力はもちろん東京ガスも生き残りの候補
#市場・競争環境が激変するなか、
東京ガスのとるべき戦略とは何でしょうか?
電力を供給する場合
ネーミングが東京ガスなのは問題あり
新規で会社を立ち上げるか
もしくはM&Aにより電力供給会社を買収
ガス部門、電力部門をホールディングス会社が所有する形をとる
ガスをやっていたので
工事等には専門性がある
のでその部分を活かす
電力ガス両方を同じ会社で契約するメリットを
全面に出す等々
大前研一はこう考える
現状
小売り自由化をきっかけとした構造変化は
東京ガスにとって
安定経営の基盤であった地域独占のメリットを失わせる
一方
大きな事業機会をもたらす
電力と都市ガスの小売りが全面自由化へ
#長年続いた地域独占ついに崩壊
#2020年、発送電の分離を計画
#都市ガスも導管部門が分離
LNG基地事業は届け出制
小売り事業は登録制として開放
全面自由化でエネルギー業界の再編が進む
#縦割構造が崩れ、総合エネルギー企業が生まれる
#エネルギー市場価格がもたらす新ビジネス
・スマートグリッド
・スマートハウス
・スマートコミュニティ
新たな市場で競合東京電力とどう戦うか
#自由化が東京ガスにもたらす脅威と機械
自由化により都市ガス事業は脅威にさらされるが
電力やその他のエネルギー事業を強化することで
新たな収益源を拡大するチャンスとなる
#東京電力は異業種との連携を強化
・日本瓦斯、TOKAIなどの管内のLPガス事業者と組
電力とガスのセット割引商品を打ち出している
#都市ガスがアプローチできるのは全世帯の半分
東京電力との真っ向勝負には懸念が2つ
①電気に比べガスはアプローチ可能な世帯数が半分
②LNGの調達力
LNG調達シェアが
東京ガス14.%に対し東京電力は28.8%
と約二倍
東京電力は中部電力との共同調達で45%にまで達する
ガスも価格競争力は東京電力が握る
東京ガス3本の戦略
#新しい市場・競争環境の中でいかに自社を再定義するか
①総合エネルギー企業への転換
②生活全般をサポートするサービスの展開
③エネルギー業界の新ビジネスへの展開
・省エネソリューションカンパニーとして
東京ガスのような
安定した会社でも
大きな時代の変化のなかでは
変化しないと生き残れない
躊躇して中途半端な変化では
傾きかねない
なにしろ
電気もガスも
商品の質で競争できるものではないから
ある意味いままで独占していた基盤が崩れ
大きな資産を失うともいえる
地道な努力と大きな体質の転換を
はたしてできるのか
それとも全く予想しない会社が
業界の地図を塗り替えるのか
興味深く見守りたい
【おまけ】
いよいよドローンの宅配が
事業化
ロボットタクシーが実験段階へ
大きな変化が今起きようとしている
1800年前後の産業革命
2000年前後のIT革命
そして2020年ついにロボット革命
大きな時代の変化の中で
考え方も変えていかないといけない
【2016/11月までに80台をだす】
左右対称に腕を振る
タメをつくる
基本スイングを身に着ける
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