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2012年12月18日火曜日

リクルートのDNA  第七章 領域の過大な拡大 土地臨調

興和不動産の佐藤悟一さん


⇒世界の都市をよく回られていて、先見力のある方だった



⇒昭和59年3月 国鉄清算事業団の旧国鉄品川操車場跡が競売に


⇒興和不動産が工事価格の4倍の約1千億で落札





・大京が旧司法研修所の国有地が競売に⇒575億円で落札


地価高騰抑制のため「土地臨調」が設けられた



政府から声をかけられ委員に就任

「価格は需要と供給の関係で決まります。

土地売却を止めれば地価は上昇します。

「この時期に国鉄清算事業団の土地を市場で売却すれば、地価の高騰は止まると思います。
国鉄清算事業団の赤字も少なくなり

、東京や大阪の街の景観がよくなり、経済も活性化すると思います」


「土地に公示価格を定めると

下がる時に下方硬直的となる

また国土法にかからない都心のちいさな土地や遠くの土地が投資や投機の対象となる

都市が乱開発される

将来都市の開発や景観が損なわれる」



⇒当時の投機資金はコインパーキングになっているような狭い都心の土地
ディベロッパーの大型投資は千葉の幕張や大阪の南港に向かった

「バカ高値」といわれた品川の土地は今では落札価格の2倍以上になり今でも値上がり中である


何か問題があったときに、

国では

専門家の意見を聞く委員会が作られる

⇒しかし

立場がある人の集まりでは

積極的な意見は出てこない


仮に、有効な意見を述べても

その意見が採用され、的確な対応がされたことは聞いたことがない

結局

責任逃れのために一応意見を聞いているだけということになる


優秀な少人数の人に思い切って任せるしか方法がない




【おまけ】

自民党が選挙に勝ったことで

さらに一段の円安

株高になった

この傾向はいつまで続くのか

しばらくは様子見



市場の転換点の可能性もあり

乗り遅れないように気を付けないといけない


しかし、民主党政権より安心して見てられる

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