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2012年12月20日木曜日

リクルートのDNA  第八章 早すぎた新規事業 オンライン事業への進出

現在の高収益事業も


⇒いつかは赤字事業になる


⇒新しい事業を立ち上げていかなければならない


将来に向けて今何をすべきか?


「アメリカでは1971年から

センチュリー21

レッドカーペット

ERAなどの不動産仲介会社がフランチャイズで加盟店を延ばしています

私にこの事業をやらせてください」






「リクルートの場合

ホストコンピューターには「住宅情報」に掲載されている中古の売り物件がすべて蓄えられている

それを活用したオンラインサービス事業は他者より有利だからうまくいく」


住宅情報オンラインネットワーク JONを立ち上げた


駅前不動産仲介店に IBMのパソコン5550をリースで設置

⇒仲介点は来客の要望に応じて接続しているリクルートのホストコンピューターから物件のデータを


プリントアウト

この計画に社内は盛り上がった

サービス開始2年後  黒字事業になり祝杯を挙げた

しかし伝送スピードが遅く

Faxに負けてしまい 4年で撤退

今はパソコンも安くなり伝送スピードも格段に速くなった

⇒立ち上げる時期が早すぎ、撤退も早すぎた


なるほど事業には時期が大切という話

早くてもだめ、遅ければもっとだめ

しかし将来に向けて何をすべきか?

との問いかけは最も大切なこと

仮に失敗しても挑戦し続けるしか

⇒維持することですら難しい




【おまけ】

ペーニーオークションというのが問題となっているらしい。

芸能人のブログに

嘘の購入情報や利用情報を掲載して

新規の利用者を増やすというもの



数年前からステルスマーケティングという

意図的に噂を流す手法が使われているという話だったが

まさかここまで露骨とは

今回は違法性があるので問題があるが

合法な情報にもかなりの恣意性が含まれていると考える方がいい。

芸能人自体が、ブログや本人のコメントを含めてマーケティングの道具となっているということか。

しかし、事務所から仕事としてやらされている場合

本人だけを責めるわけにもいかない。








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