思っていたのと随分違い
少々がっかり
「JAL再建の真実」という題名だったので
稲盛氏がどのようにJALの幹部を説得して
再建を果たしたのかという事を中心に話が展開すると思っていたが
どちらかというと「JAL破綻の詳細」という題名に近い内容だったと思う
当初
JALが破たんした根本原因は
航空事業がかかえる構造的な問題なのかお思っていたが
本からの内容だと
JALが破綻した原因は
・ナショナルフラッグとしてのプライドが自主的な改善を阻んだ
・発着枠を確保するため、政治と癒着し、結果 構造転換できなかった
・上場企業のため、利益を出すことに拘り、含み損を表に出すことが出来ない
だけでなく、隠れ負債を大量に抱えていまった。
⇒
その状況で破綻し
今まで手が付けられなかった 人材のリストラ、含み損の損だし、赤字路線の撤退
などができ、
金融機関からも債権放棄等が受けられ
それにプラスして、数字を中心に管理する稲盛流のアメーバ経営を採り入れることにより
コストを削減して
再建することができたということ
政治が介入する国策企業という面をのぞけば
通常の企業が陥る過ちと大きく変わらず
航空事業事態は無駄を削減すれば十分に採算がとれるものだったということで
⇒正常な経営が行われれば問題なく運営できる内容だったというところが真実なのだろう
しかし、航空業界が厳しいのは
今後も変わらない
ますますの企業努力が必要なのは言うまでもない
次回からは
ファーストリテーリングの柳井氏が推薦している
プロフェッショナルマネージャーという本
【おまけ】
横須賀で先週の週末
ちょい飲みフェスティバルというものがおこなわれ
参加してききました
2500円を駅前の臨時売店で購入
3枚のチケットと協賛企業のウィスキーの水割り2杯のただ券がついてくる
1枚のチケットで参加した 飲食店で 1杯とつまみ一品がついてくる
一軒目はひともとビルの立ち飲み
大吟醸とするめのつまみ
二軒目はどぶ板 SHELLというお店
ビールと煮込み
三軒目はJR横須賀近く
海風といお店
ビールとたこ焼き(塩たこ焼きというオリジナル)
普段は入らないお店ばかりでいいきっかけになった
どの店も気さくに対応してくれて楽しかった
政府(マスコミ・世論)のサポートなく、これだけの改革が出来れば参考になるんですが、これは再建の中でもレアケースに感じましたね~
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