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2013年5月22日水曜日

経営は何をすべきか? 3)いま適応力が必要である エントロピーの法則に逆らう

このところ

キリスト教会の地位は衰えており、若い人々の間で特にこの傾向が強い

⇒そんな中 私は教会の聖職者を前にスピーチを行う機会にめぐまれた


「世の中にそぐわなくなっているのは教会でしょうか?




  それとも神の教えでしょうか?」

教会の衰えは信仰心の衰えではなく

⇒教会活動の有効性の衰えなのだ

と述べた


組織が世の中にそぐわなくなるのは

⇒自己変革のスピードが環境の変化についていけない場合である


⇒世俗的な企業も同様である

「組織化」が進んで「マネジメント」が徹底すればするほど

⇒適応力は失われていく

⇒組織の縦割り、階層、ルーチン業務を減らすのである


【予防策】

  ・現実から目をそらさない

  ・謙虚さを忘れない

  ・正直になる

  ・使命を重視する


企業が大きくなり硬直すると変化するのが難しくなる

人間関係を重視すれば⇒収支が破たんするまで改善が行われない

変化をすることを強要すれば⇒取り返しのつかない人間関係の崩壊が生じる

ではどうすれば

自分なりに考えてみると


①変化することをルーチンワークとする

筆者はルーチン業務を減らすことを対応策として掲げていたが

現状の業務を壊し、変化すること自体をルーチンワークとすることはどうだろうか



②外部の人材の活用

組織の境界を曖昧にし

どこからが外の人間で、どこからが会社内の人間かがはっきりしない

一部の人は給与で報酬が支払われ

一部の人は顧問料等々で報酬が支払われるようにすれば

外部の人は他の会社の情報の知っているので、常に新しい情報が入ってくる


③会社自体をビジネススクールと考える

リクルートは、50になるとみんな独立していくという話
これは、日常の業務が

⇒常に新しい知識の吸収と成長につながっているから


独立することを目的にすれば変化を恐れるわけがない

さらに、独立した人材と有効なネットワークを形成することができればさらに付加価値が生まれるのでは?



【おまけ】

苦役列車という映画を見た

最近何かと話題の西村賢太原作の私小説を映画化したもの

自分おかれた絶望的な状況をなんとか生きる姿に何とも言えない感慨があった

しかし、原作者の西村はウィキペディアの情報では納得いってない様子が語られていた

時間があれば原作も読みたい。





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