1)スキピオ アフリカに上陸
アフリカに向かったスキピオはウティカ付近に上陸し、ヌミディア軍と合流した。
ウティカに軍事基地を建設するため包囲したが、抵抗に遭い冬を迎えた。
別の戦場のチュニスを占領しカルタゴの通信をかく乱した。
2)カルタゴ政府講和へ
カルタゴは極めて深刻な状況に陥り、ハンニバルの帰還を待たずにスキピオと講和を結んだ。
その内容は
・カルタゴはイタリア、ガリア、スペインから撤退してこれらの地域の利権を完全に放棄すること
・20隻をのぞくすべてのカルタゴ艦船をローマにひきわたすこと
・5000タレントの賠償金を支払うこと
・カルタゴの西方にマシニッサ王国を認め、東方ではリビアの先住部族の自治を認めること
結果、カルタゴはアフリカの一国になり、ローマの属国になることが予想された。
戦争は終結するかに思われた。
ローマに比べて、カルタゴは腰抜けである。その国の発展の状況にもよると思うが、自国を守るために命懸けになる事を忘れてしまうと、瓦解するのは非常に早い。
しかし、豊かな国に平和な時期が長く続くと、軟弱になるのは否めない。
ギリシャのスパルタはそれを恐れ、決して贅沢な生活をしなかったらしい。贅沢ができないからでなく弱くなるのが恐ろしいから。
【おまけ】
大臣があげあしを取られるのは、本人の責任としても、局長クラスで、しかもオフレコの居酒屋での発言が、
あげあしを取られるとは、マスコミの取材も行くところまで行ったという感じがある。
基本的に、情報を流す方と、取材する方には長期間にわたる信頼感が存在することが当たり前であり、
こんな取材のやり方をしていると、情報がますます正確に流れなくなる恐れがある。
しかし、沖縄にとって、辺野古移設に反対するきっかけになったことは確かだ。
基地の問題はもう一度原点にもどって考え直すことになるのでは、
1)本当に沖縄は基地を必要としていないのか?
横須賀でさえ、地域の雇用を考えた場合、基地の存在感は大きい。どう考えるのか?
2)アメリカは本当に沖縄に基地が必要なのか?
中国の動きに対するけん制として、沖縄の地理的な環境は大きいと思うが、兵器の進歩で
防衛の方法も変化していると思うが、