1)スペインに軍事基地確保
コルネリウスはカルタゴの補給物資と増援軍がイタリアのハンニバルに送られるのを阻止しただけでなく、スペインの地にローマ群のための軍事基地を確保することをに成功を収めた。
カルタゴ軍より少ない艦船しか持っていないコルネリウスであったが、戦いを挑む事を決断した。
制海権を握る事が重要であると理解していた。
2)エブロ川での交戦
ローマ艦隊はエブロ川の河口の沖合でカルタゴ艦隊と交戦して、これを撃破した。この勝利によって
ローマ軍はエブロ川を安全にわたることができるようになり、
なによりも、イタリアにいるハンニバルの成功の希望を打ち砕き、第二次ポエニ戦争の全体の帰趨に影響を与えた。
3)孤立するハンニバル
これ以降、カルタゴは海上におけるいかなる大規模な軍事作戦をも断念した。
その結果、ハンニバルはイタリア半島から取り残され、ローマが引き続き制海権を握るようになった。
結局のところ、カルタゴ軍はハンニバルに率いられた軍団以外は弱かったということになる。
つまり、ローマは絶対に勝てないハンニバルとの決戦を極力避け、
それ以外の戦場では戦いを挑み、ハンニバルを少しずつ追い詰めていくことになる。
勝てないところでは勝負せず、持久戦に持ち込むということは最終的な勝利を収めるために必要なことなのかもしれない。
【おまけ】
株が下がってきて、世界中が元気がない。このままずるずるといっていまうのか?
何か方法はないのか?
今まで、頑張りすぎて休む時期に入ったのか?本当に先が読めない時代になってきた。
こんなとき、エコノミストは大抵弱気の予想を発表することになる。
予想は大抵はずれるので、「来年はきっといい年になるだろう」
という希望を持って淡々とやっていくしかない。
経済も振り子のようにどちらか一方にとどまることはないですからね。
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