企業間における販売競争の優劣は、市場占拠率によって決まります。
占拠率によってどのような戦略をとればいいのか指針が与えられる
「7つのシンボル目標値」そのうち三つが「3大目標数値」と言われる
①絶対安全の「上限目標値」(73.9%)
この数値まで占拠すれば、ほぼ独占⇒安全圏
しかし、一社独占では業界が活性化しない、社内のモラルが低下などの問題点も
②有利な立場にたつ「安定目標値」(41.7%)
首位独走の条件⇒安全圏⇒強者としての立場が保障
③強者の最低条件「下限目標値」(26.1%)
強者として認められる最低限の占拠率
26.1%以下であればシェア争いはまだ不安定な状態
⇒必ずしも強者の戦略が有効とはいえない
ここまで差がつけば逆転不可能
上限目標値は73.9%、下限目標値は26.1%つまりおおよその戦力比として3:1
(仮に2社でシェアを独占している場合) 第一位の企業にとってこの戦力差は安全圏といえる
広域戦では1.7倍の差をつけろ
3:1の射程距離理論は、一騎打ち型の戦い「第一法則)で有効
3社以上のライバルが争う確率戦、広域線では、第二法則が働き、2条して3:1になる√3:1つまりおよそ、1.7倍の戦力差であれば、安定的といえます。
この章に出てくる、微妙な数字はべつとして、市場における立場によって戦略を変えるということは正しいと思う。
しかし、どの企業も市場の占拠率を目指して戦っているわけではなく、占拠率が低くても安定的な立場を保っているブランド企業もある。
例えば 自動車産業でいえばトヨタやGMは市場での占拠率を目指いしてるといえるが、フェラーリやポルシェは独自の立場を獲得することを目標としている。
【おまけ】
錦織圭の全豪オープンでの活躍はすごかった。
才能のある若い選手がいろいろなスポーツでて来ている。
ということは、日本のスポーツの指導方針が正しいということだと思う。
日本のスポーツの場合は伸びている選手は、やはり親が全面的に協力し質の高い、練習環境と練習時間を確保している。
これからも若い人の活躍が期待される 「ゆとり世代」などとんでもない。