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2012年1月30日月曜日

ランチェスターの法則がいちからわかる本 市場シェアが高い企業にはスケールメリットがある

二つの大きなメリットとは

①質の良い情報が入ってくる

②価格付けでイニシアチブが取れる




高シェアの企業ほど業績が伸びる

市場全体の売上が伸びたとき、その上昇分はそのまま企業シェアに配分されてきたのが、高度経済成長時代の特徴

しかし現在、占有率の高い企業ほど伸る構造になっている。




「市場占有率」のカラクリ

市場占有率は次の式で表される

市場占有率=(取引店率+Aa店率)÷2

Aa店率:優良顧客

市場占有率を上げるには、「取引店率」か「Aa店率」を上げるしかない





ライバル企業の商品を扱っている取引先


取引店率=自社の商品の取扱店率÷特定地域の全販売店数×100

取引店率だけで占有率を示すことにはならない





高い技術力と圧倒的なシェアで好業績(円高、世界的な景気減速にも負けない企業体質)








・工作機械用NC(数値制御)装置で世界50%  ファナック

・液晶パネル用偏光板部材で世界シェア80% クラレ

・電着ダイアモンド世界シェア90% 旭ダイアモンド工業

・液晶製造用露光装置で世界シェア80% ニコン

こういった企業のほとんどは、円高の中、国内に生産拠点を持っている


市場の圧倒的なシェアを取るということぐらい強いことはない。
技術的にも進歩する一方、ライバル企業は衰退する



【おまけ】

今年の大河ドラマ 平 清盛はなかなか面白い。




主演の松山ケンイチの演技もいい。

台本が面白いこともあるが、清盛という人がそれだけドラマチックな人生だったのだと思う

今後の展開に期待

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