「第二法則」は、敵が視野に入らない広大な地域での「広域戦」や、近代兵器を使用する「確率戦」で応用されます・
兵力数が多いときは「確率戦」に持ち込む
例えばA軍5人、B軍3人で、同じ性能の武器で戦った場合
A軍兵士1人が受ける攻撃量=自軍5人なので1/5に分散×3人分
B軍兵士1人が受ける攻撃量=自軍3人なので1/3に分散×5人分
攻撃の比率を数式で表すと
「A(1/5×3):B(1/3×5)=A9:B25」となります
つまり戦闘開始時の兵力数の2乗対2乗で戦う計算となり
B軍が全滅したとき Aは4人が生き残ることになります。
戦い方を選択する
第二法則が支配する戦い
①敵が視野に入らない「広域戦」
②一人が複数の的を倒せる近代兵器での「確率戦」
③「遠隔戦」
兵力が少ない「弱者」は⇒第一法則
兵力が多い「強者」は⇒第二法則
一騎打ち型戦いと確率戦「日清戦争と日露戦争」
日清戦争時
敵の陣地に砲弾を撃ち込むとき
まず一発を撃ち込み⇒その都度、着弾点を修正しながら再び砲弾を撃ち込むという戦術
⇒「第一法則」
日露戦争時
砲弾の射程距離が飛躍的に延びたこともあって、遠距離から無数の砲弾を撃ち込み、そのうち何発か「有効打」があればいいという「確率戦」
⇒「第二法則」
ランチェスターの法則によれば、何も考えないで戦う場合、相手よりも兵力数が勝っていれば圧倒的に有利ということができる。
もし兵力数に劣っていれば何か他の戦略を考えるしかないとう結論になる。
何の策もない場合は兵力数が少なければ撤退が最善の手だということになる。
【おまけ】
自民党が、解散総選挙を望んでいるが、
自民党はもっと考えたほうがいいのでは?
国民の目線からいって明らかに自民党に魅力を感じる何かが足りないように思うのだが?
前回の衆院選では、民主党が掲げた「政権交代」とうのは魅力的であった。
しかし、今回自民党が「政権交代」を掲げても正直飽きられていると思う。
消費税はTPPに関しても明らかな対立軸を出せるわけでもなく、何かプラスアルファが必要だ。
新しい何かを打ち出す必要がある。
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