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2012年1月28日土曜日

ランチェスターの法則がいちからわかる本 強者に対して徹底的に「差別化」する

ファンに「接近」して成功。AKB48の戦略




タレント、歌手を売り出すには
1)テレビや雑誌などに露出、視聴者や読者に顔を覚えてもらう
2)テレビ出演や雑誌取材などをできるだけ抑えて、アイドルを「神格化」させる方法
⇒「宇多田ヒカル」、「倉木麻衣」など



それに対し AKBの戦略は

「局地戦」

秋葉原でのライブ活動を中心テレビなどのメディアを通さず売り出し
コンセプトは「会いに行けるアイドル」

まずは、秋葉原から狭くて深いファン層を開拓⇒そこから一般に売り出す


小沢一郎が、過疎地域から選挙活動を始める「川上作戦」に似てい









全艦が先頭の1艦に集中砲撃(日本海海戦の「T字戦法」)


日本海海戦の勝因

・T字戦法(縦陣のロシア艦隊に対し横一列で並ぶ)により先頭の艦に集中砲火

・武器効率 日本海軍は「下瀬火薬」という効率の良い火薬を開発

・バルト海から航海してきたバルチック艦隊の疲労




日本海海戦の勝利はいくつもの幸運が重なった結果だと思う


「勝つときはこんなもんだ」「負けるときはこんなもんだ」といったところ、


しかし、圧勝という結果は、当事者も予想していなかったに違いない






「強者」はこのような手で打ってでてくる

①相手が視野に入らない広域な場所で闘う

②一人が多数の相手を標的にできる集団型の確率戦で闘う

③接近戦を避け、間接的かつ遠隔的に戦う

④圧倒的な兵器を活用し、物量戦、包囲戦で戦う

⑤陽動作戦に乗らず、相手を自分の都合のいい戦場におびき寄せる





「強者」は「弱者」に対して「同質化」」「モノマネ」といった作戦で、相手と武器効率を同じレベルに持ち込む。

⇒耐力にまさる強者は弱者を圧倒


昨年は、芸能界の話題を独占したAKBだが、このものの売れない時代に一大消費を起こした秋元康は偉いと思う。


CDの売れない時代に、浅く広く出なく深く狭いマーケットで一人当たりできるだけ多く買ってもらう作戦は効果的というのは盲点だった、何事も工夫と挑戦が大事だ。


【おまけ】

野田総理になって、政治に関する関心を失っていてが、ここにきて状況が変わってきた。

石原慎太郎、亀井静香など、それに橋下徹、など魅力的な役者がでてきた。

どういう展開になるか、毎日のニュースが楽しみだ。



やはり政治は役者がそろってないと魅力的じゃない。

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