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2011年10月13日木曜日

憂鬱でなければ仕事じゃない 第三章

第三章  人身を掴む



1)切らして渡せなかった名刺は速達で送れ

一期一会というひとの出会いに関する極めて日本人的な感覚。
これをビジネスで生かす技術を身につけよう。
それはまた、したたかな戦略的思考にもとづくものである



見城

必ず立ち上ってあいさつする

一枚の名刺を笑う者は、大きな仕事に泣く



藤田

名刺にはかつてのような存在感がなくなってきているのではないでしょうか?

名刺の価値観は世代によってはっきりと違います。今はまさに過渡期なのだと思います。

若井ビジネスマンは、相手を見て、臨機応変に対応しなければなりません。



名刺に関してはどう考えればいいのだろう?明らかに名刺交換したかしないかを重視している人もいるし


あまり気にしていない人もいる。最低限 名刺を切らさないように気を付けておこう。


個人的にはあまり気にしていない。要は話が面白いかどうかだから!!






2)天気の話しでコミュニケーションを図るホテルマンは最低である

結局、人を動かすのは言葉である。何気なく、つい、無造作に交わしている会話に敏感になること、それが有能なビジネスマンになるための第一歩だ。


見城

天気の話しをあいさつ代わりにすることは、日本人にとって、一種の習慣である

でもこれほど安直なコミュニケーションの取り方もないのではないか?
コミュニケーションの基本は会相手の心に触れることである。
対人関係における努力とは、つまるところ、サービスである。



藤田

見城さんの言動の特徴のは二つあると思います

一つは 表面的なことを嫌うこと。

もう一つは凡庸なことを嫌うこと

あるときから、何が本当で何が嘘だかわからないような人との付き合いはなるべく避けるようになりました。

仕事のコミュニケーションは、大抵直接的です。

僕は人とかかわる時、率直で自然体でいることを心がけています。



確かに、天気以外の話しをされると、印象に残るのは確かだ、しかしこの人にあまり深く立ち入ってほしくないときは天気の話しは一番いい。


あと、単純に相手と話を自然に始めるときは、共感できる話を先に持ってくるのは普通のことだし、かなりの可能性でうまくいく。


例えば、初対面の相手と話を始めるときは「今日は暑いですね」とか 「ここのコーヒーはおいしいですね」とか出来るだけ最初の答えが「イエス」になる質問から始めるようにしている。


これは高校の時友達から教わったテクニックで、質問の答えが予想できる質問から話を始めると話やすい。





3)行く気がないのに、今度、飯でもと誘うな

期待と落胆の繰り返し、それが人生である。人は裏切られるたび、期待をうすれさせてゆく。
このような干からびた期待にこたえることは、相手にとって奇跡に等しい




見城

一度口に出したことは必ず実行しなければならない。クラブのホステスに対しても同様である。

あらゆる人間関係は信頼で成り立っているのだ。



藤田

「今度、飯でも行きましょう」やはり極力避けるべきでないでしょうか?

普段何気なく言っている言葉でも、実はかなり「損」につながるものもある。


行く気のないのに「飯に行こう」といったりするのは自分の場合はよくあることだ。大学の時、あいさつ代わりで「今度映画見に行こう」とか「今度スキーに行こう」とかいう人がいて、


実際に企画すると言い出した本人が来なかったり。


そんなことに慣れてくると、自分もそういうことを言うことが多くなった。


やってみるとこれは意外と楽で、最近でも相手の様子をうかがうだけのために「今度飯にでもいこう」とか「飲みに行こう」とか行く気もないのにあいさつ代わりにつかってしまう。


これも要するに相手に応じて臨機応変に使い分けるしかない





4)初対面の相手をカラオケには行くな


習慣は第二の天性と言われるほど、人の内側に深く食い込んでいる。それをやめるのは、たやすいことではない。

しかし、その向こうには道の自由な世界が広がっている。




見城

カラオケなどしょせん時間つぶしにすぎない。お互い、ない時間を割いて会っているのに、なぜ貴重な時間をわざわざ空費しなければならないのか?

相手の心を掴みたいなら、初対面でカラオケや高級クラブには行くべきではない。

作家なら→作品をきちんと読み込んで批評

歌手なら→アルバムを聴きまくって感想を

女優なら→できる限り出演作を見て、その演技を話をする




藤田

僕は社員ともに見行く機会を多く作っています。
その一方である部署の打ち上げに行くのは、つい最近やめました。

理由はカラオケばかりで盛り上がってしまい、ゆっくり話ができないからです。



本当に盛り上がった飲み会は絶対にカラオケに行かない。


いやカラオケボックスに入っても「歌を歌わない」歌おうと思わない 何故ならしゃべりが面白いから!!


そんな飲み会ができたとき。自分は心の中で「勝った」と思う。


カラオケは所詮コミュニケーションにとって逃げでしかない。






5)刺激しなければ、相手の心は掴めない

人は、自分に新しい発見をもたらしてくれるものに貪欲である。

相手に「おや?」と思わせる、ひっかりのある言葉。それはたった一言でも、自己アピールの何万語より勝る。




見城

相手の心を掴むためには、まず相手のことを知り、そこを突破口にしなければならない。

自分ではなく、相手のことを言う。これが難攻不落の相手とコミュニケーションを取る際の基本である。



藤田

要はハットさせられるような一言を言えるかどうか。それも自分のことでなく相手のことで!!

上手い人は、いきなり興味を引く話を持ちかけてくる。こちらは身を乗り出して聞いてしまう。

そして「この人は何者だろう?どんなバックボーンなのだろう?信用して大丈夫だろうか?」

と感心を持ち始めたとき、初めて自己紹介を始めるのです。


気が利く人というのは相手の観察がよくできている人のことだろう。


気が利けばおそらく仕事もできるのに違いない。


豊臣秀吉なその代表だと思う。


自分の場合、相手を褒めるようにしている。


それもできるだけ間接的に


「だれだれが言ってましたよとか・・・聞きましたよとか」


「可愛い犬ですねとか」 「娘さん可愛いですね」とか


人間は褒められるのに弱い  特に自分は弱い


しかし、正面から褒められると身構えてしまう。間接的な褒め言葉は大抵成功する。


それも一部真実が入っていないとだめだが。





【おまけ】

どういう会話をすればいいのか、どうすれば人に興味のある話ができるのか。とても難しい。

しかし、会話以上にむずかしいのはフェイスブックに何を書き込めばいいかだ。




フェイスブックを初めて4か月位たつが、最近は「いいね!」ボタンを押すことしかしてない。

何しろ、友達リクエストがあったときは基本的に承認しているので全然知らない人が見ていることになる。

そんなことを考えると面白い事が書きにくい。かといってつまらないことは書きたくない。

でも、少しずつやっていきたいとは思っている。というのは少しずつだが知り合いが増えてきているからだ。

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