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2011年10月3日月曜日

スティーブジョブズ驚異のイノベーション  最終章

最終章 最後にもうひとつ・・・まぬけに足を引っ張られるな




イノベーションは孤独な場所で生まれる。従来と根本的に異なるアイデアに賭け、自分を信じ、自分の信念を追求できる人はめったにいないからだ。




「アップルを創った怪物  もう一人の創業者 ウォズアニック自伝」より

『まず、自分を信じること。迷っちゃだめだ。

世の中、それこそ大半の人、出会う人、全員といってもいいほどの多くの人が、白か黒かという考え方しかできない。

どんなものなのか創造できないってこともあるだろうし、

過去にこういうのがいいんだって話を誰からか聞いていて、

それに含まれないアイデアだからってこともあるだろう。こういう人たちに足を引っ張られちゃダメだ。

みんな、そのとき常識とされている見方しかしないってことを忘れちゃいけない。

過去に見たり触れたりしたものしか理解できないんだ。

これは先入観とか偏見ともいえるもの、発明というものと決定的に対立する偏見なんだ』




マイクロソフトのビルゲイツがジョブズに対して



『スティーブはすさまじいばかりのことをしてきました。

その始まりは、1977年のアップルⅡと、それが大衆向けマシンになるはずだと考えたことです。

それが世の中を変える大きな力になると考えそれに賭けたのがアップルだけでした。

アップルは夢を追ったのです。

中でも特筆すべきはマッキントッシュでしょう。

あれはリスキーでした。

あの製品にアップルが社運をかけていたとは知らない人が多いかもしれません。

そうそう、スティーブの言葉でお気に入りのものがあります。

「自分たちが使いたいと思う製品をつくる・・・・」彼はそういったのです。

その夢のみごとな美的感覚とエレガンスで追及し、業界とイノベーション、そして、リスクテイキングに大きな影響を与えたのです。』







ニューヨークタイムズ紙コラムニストのトーマスフリードマンの提案


『持続可能な方法で失業率を引き下げたいのであれば、ゼネラルモーターズの救済や財政出動による道路工事の増大では駄目である。

新しい会社を大量に  かつすばやく  生み出す必要がある。 救済から給与の高い仕事は生まれない。

そういう仕事を生むのはスタートアップだ。ではスタートアップはどこから生まれてくるのだろうか?

頭がよく、クリエイティブで情熱をもってリスクを取る人々からだ。この点は、いくら強調してもしすぎることはない。』






スティーブジョブズがする毎朝の自問自答


『今日が人生最後の日だとしても、


今日する予定のことをしたいと思うか?』




イノベーションを起こすのは本当にかっこよく、理想的な人生だ。


でもその一方で大きな抵抗と周囲の反対があったのは間違いない。


いやむしろ、大きな抵抗をエネルギーに変えていったのではないか?


スティーブジョブズがプレゼンの中に必ず登場させるの悪役はそういったもののに対する抵抗、こそが自分たちを自分たちらしくさせる原動力だと知っていたからだろう


今、世の中は明らかに何か大きな変化を迎えている。


「自分たちが使いたいと思う製品をつくる・・・・」という考え方から始めてみたい





【おまけ】

ワールドカップラグビーで、トンガがフランスを破った快挙だ!!




トンガはカナダ戦の取りこぼしがなければ、決勝トーナメントに進出していた。

南太平洋は今大会明らかに存在感を示している。

大会前は、日本はトンガとカナダに勝ちたいと言っていたが。

実はフランスまでもが射程圏だったのだ。

日本は勝てるわけないという 偏見や先入観から抜け出さない限り、日本ラグビーに明日はない。

1 件のコメント:

  1. ジョブス なんか心が熱くなりますね!
    島さんの読解力・要約力に、本一冊読んだ気がしました。
    ごちそうさまでした。

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