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2011年10月11日火曜日

憂鬱でなければ仕事じゃない 第二章-1

第二章 自分を鍛える

1)スムーズに進んだ仕事は疑え

誰でも面倒なことは避けたがある。それをあえて行うことにより、凡庸を脱する道が開けるのだ。いばらの道を一歩づつ進むことでしか、勝利へは近づけない。




見城

どんな長時間働いても、簡単な仕事ばかりこなしていたのでは結果は望めない。

大事なのは、費やした時間ではない。仕事の「質」である。

多くの穂とが「無理」「不可能」と考えることに身をよじって立ち向かい、克服する姿勢が大切なのだ。

藤田

あらゆる仕事は、価値を生み出すために行うものです。付加価値とは、競争相手との差のこと。相手を上回ったとき初めて価値が生まれる。

あらゆる仕事の苦労と楽しみは、こんなところにあるのではないでしょうか?









2)パーティーには出るな

世間には無意味なものがたくさんある。しかも厄介なことに、次々と向こうからまとわりついてくる。それを捨て去れることで、贅肉はそぎ落とされ、仕事人の体は引き締まる。

見城

貴重な時間を費やすのが嫌だから、僕はパーティーには行かない。

僕は断言するパーティーの好きな人に、仕事のできる人はいない。

パーティーで二言三言口を利いたことのある人は、その人にとってもう「知り合い」なのだ。そのことに恍惚とし、それをひけらかして、彼らは、「人脈」を作ったと錯覚する。彼らとかかわりを持ったところで何になる?


藤田

パーティーで得られるものはほとんどない。これが身も蓋もない、僕の体験的な結論です。

パーティーに行く人の心理は要するに群れたいということだと思う。

しかし、心から成功を望むなら、孤独に耐えることが必要だと思います。

成功とは、何らかの決定権、つまり一人で判断する権利を掴むことなのです。









3)極端こそわが命

世の中には選ばれるものと、選ばれないものがある。そして人は誰でも選ばれるものになりたがる。しかし奇妙なことに、多くの人はそのための戦略を欠いている。
「極端」は、選ばれる線ら約の最大のキーワードだ。




見城

僕にとって何より重要ななのは極端であることだ。

「極端」になるためには圧倒的な努力をするしかない。

「圧倒的努力」とは?

とても単純である。人が寝ているときに寝ないということ。人が休んでいるときに休まないっていうこと。 そしてどこから手を付けていいかわからない膨大なものに手を付け、最後までやり通すことだ。


藤田

ネット業界で仕事をしていると、人は際立ったもの極端なものを好むことを実感します。

ネットでは既存のものよりもきわだって優れているか、まだ誰も提供していないものでなければ存在価値がありません。
僕は「最高」か「最速」しか生き残れないと思っています。この考え方は他のビジネスにも通用するのではないでしょうか?









4)苦境こそ覚悟を決める一番のチャンス

逆境は自分を磨く最大のチャンスである。くぐり抜けることで度量は格段に大きくなる。どんな訓練よりも潜在能力を引き出してくれる。

見城

苦境に立たされると、人は腹をくくり、覚悟ができる。腹をくくるという行為は、長い人生の中で、一度きりのものではない。辛酸をなめると、そのたび、一つの覚悟ができる。その積み重ねが人間力をつくり、ぶれない経営者を育てるのだ。


泣き言も恨み言も、心の奥深くしまいこんで、すべてをわが身に引受けると、しばらく忘れていた闘争心が、めえらめらと燃え上ってきた。苦境こそ覚悟を決める一番のチャンスだ。

藤田

僕の逆境と言えば、なんといっても、ネトバブルが崩壊し、会社が買収されそうになった時。




頼りにしていた人に援助を断られ、自分よりも何枚も上手な人たちに囲まれ、どうすればよいのかわからず、ビジネスというものの冷酷さを知ったものです。

そんな時楽天の三木谷社長と会いました。

「信念を貫けよ」

この単純な言葉に、僕はハットとました。ずっと何かに振り回せれていた自分に気が付いたのです。

三十の終わりに差し掛かり今は、多少腹が据わったかなと思います。



人よりも極端に努力する、逆境はチャンス、パーティなんか時間の無駄、どれもこれも


「自分を甘えさせない」ということに尽きると思う。


最近面白くない、退屈、何か生きている実感がない などという感じることが多い。


「自分を極端まで追い込んでいないためか」


そもそも方向性すら定まっていない。 


「とにかく方向性を定めること」がまず第一歩に違いない


【おまけ】

ラグビーワールドカップもベスト4が出そろった。



やはりニュージーランドは大本命だろう。

オーストラリアはアイルランドに負けるというグループリーグでの波乱もあったが、

南アフリカとの準々決勝で、押されながら、何とか逃げ切りベスト4へ名乗りを上げた。

フランスもグループリーグのフランスと同じチームかと思われるような動きで、イングランドを撃破

ウェールズはアイルランドに対し危なげない戦いぶりだった。

アルゼンチンはニュージーランド相手によく戦ったと思う。

ラグビー後進国の中でアルゼンチンの活躍はめざましい。

あれだけサッカーも強いのに、なぜラグビーにも力が注げるのか、日本もアルゼンチンを研究する価値があると思う


今のところ、予想は開催国のニュージーランド

もしニュージーランドを破ることができるとすれば、ここ一番の集中力のあるフランスか?

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