1)打率三割三分三厘の仕事哲学
確率でわかることなど、ほとんどない。
しかし、ただ一つはっきり言えることがある。
それは世の中のすべてが、確率に支配されていることだ。
人はそれを容易に忘れてしまう。
見城
成功は異常なことなのだ、異常を異常と思わなければ、ついに身を滅ぼしてしまう。
勝った時こそ冷静になり、ここは次の負けを招く要素が潜んでいると思わなければならない。
三打数一安打を自分のフォームでつづけ、アベレージを維持することが、持続的な成功の秘訣である。
藤田
最近の企業経営は、不況も手伝って、できる限り無駄を削るのが主流になっています。
でも、ビジネスに無駄はつきものではないでしょうか?
僕はビジネスには贅肉がある程度必要だと思っています。
失敗するプロジェクト、いざという時調整できる労働力、敵をつくらないための工作資金・・・。
それらを受け入れる余裕が、中長期の継続的な発展につながるのだと思います。
世の中を確率で考えることは、とても大事なことだと思う。そうすればたとえ断られても、失敗しても必要以上に落ち込む必要ない。
予想以上にうまくいっているときは、自然に次におこる大変な事態に備えるようになる。
大変なことが続けば、必ずその分良いことが起こると期待できる。
一回断られると、二度と来ない営業マンがいるがいつももったいないなと思う。
効果は少なくても、営業活動は必ず効果を上げている。それが飽和点まで積みあがれば必ず良い結果が出るのだと思う。
2)「この世にあらざるもの」を作れ
大衆は、自分たちが行けない世界、なれない存在に喝するような興味を覚える。
一方で、そこには行けず、
そうなれあない自分に安心を覚える。
この矛盾こそが、大衆の本性なのだ。
見城
「この世にあらざるもの」とは、日常性を突き抜けたところで、オリジナリティを獲得した極端なものである。
大衆はそれにどうしようもなく惹きつけられる。
「この世あらざるもの」をどう作るか。これを常に考えていければ、たいていのエンターテイメントビジネスはうまくいくだろう。
僕もまた、いつもこれを考えている。
藤田
サイバーエージャントはアメーバによって大きく成長しました。
が、何よりそれを促したのが芸能人のブログです。
インターネットでも、ありきたりなコンテンツでは、アクセスは集まりません。
珍しいものを見たい、秘密を知りたいという人間の根源的な欲求は、現代のネット社会でも変わることはないのです。
エンターテイメントはあらざるものを見せる世界なのかもしれないが、ほとんどの業界は当たり前のことを当たり前にやる事が大事
どこまでそれを貫けるかで、「あらざる存在」になれるのだと思う。
【おまけ】
またまた、ワールドカップラグビーの話題なのだが、ニュージーランドがオーストラリア相手に危なげない勝ちを収めた。
この分だと何の波乱もない大会になりそうだ。
昨日のオールブラックスは強かった。
あのオーストラリアが攻めてをすべて封じられてしまった。
決勝もニュージーランドで決まりだろう。フランスの意地に少しだけ期待しよう。
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