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2011年5月26日木曜日

ファイナンシャルマネジメント6章 問題1-2

【問題】

今回から6章

資金調達方法の決定
問題1  本章では、投資機会に恵まれた企業は、

     慎重な資本構成を維持することを薦めている。
     しかし、将来性のある中小企業は負債が非常に多い。

        1)なぜ、投資機会に恵まれた企業は、

           慎重な資本構成を維持すべきなのだろう?

        2)将来性のある中小企業が、

           この勧めに従わない理由は何であろうか?

問題2  企業はどのように、

      破産したわけではないのに財務破綻コストを発生させるのか。
      これらのコストの本質は何か?

【自分の解答】

問題1

1)投資機会に恵まれた企業というのは、成長する可能性が多方面に広がっている状態である、

そのため、成長の方向を慎重に見極めることを同時に、資本の構成を慎重に考慮する必要がある。

なぜなら、急速な成長をする企業は、不振に陥った企業以上に、資金繰り等に危機的な状況に陥る可能性が高いからである。

一般的に投資した資金が回収することができるようになるまでには一定以上の時間が必要であり、慎重に資金の調達について考えなければ、

成長の速度が速ければ早いほど、危険な状態になる可能性が高まるからである。

2)成長をはじめた将来性のある中小企業のほとんどは、


成長することは初めてかもしくは、経験が浅い。


そのためできるだけ早く成長し、


できるだけ大きく成長することが最大の目的になりがちである。

そのため落ち着いて資本構成を考え最適な成長のスピードを維持するのは難しいのである。


問題2

企業の未来を完全に予測することはできない、


将来に対する不安定要素の量とその可能性が財務に及ぼす影響を客観的に判断することで、財務破綻の可能性を見積もり

それをコストとして発生させることができる。


これらのコストの本質は、将来の不安定さに対する保険のようなものである。


【本の解答】


問題1

1)理由は複数ある。

第一に、将来性のある投資機会を持つ企業は、通常、価値のある無形固定資産を有しているが、いったん財務的な困難に直面すると、この価値が下落する。

つまりこれらの資産の転売価値は低い。

第二に、このような企業は将来の投資機会に備えて資金を確保するために、慎重な資本構成による財務上の柔軟性を維持することが大切である。

これらの企業は資産で稼ぐことができる。そのため、将来の投資機会を妨げる負債に手を加える必要はない。



2)できることならほとんどの企業がこの助言に従うだろう。

しかし、多くの小企業では、営業キャッシュフローが不足したり、追加の株主資本を調達できなければ、極端なデット・ファイナンスに依存せざるをえない。

これらの企業にとっては、負債による成長か成長しないかの選択を迫られることになる。
加えて、多くの企業家は、株主資本を増加させてさらにおおくの資産をコントロールするために手段として、負債を考えている。

すなわち、他人のチップで賭けるのが好きなのである。




問題2
企業は破綻しなくても、多額の財務破綻コストを発生させることが可能である。

事実、こうしたコストは、往々にして破産に伴うコストよりもはるかに大きい。

こうしたコストには、現金を温存するために投資、研究開発、マーケティングを手控えることによる収益獲得機会の逸失も含まれる。

また、潜在的な買い手が供給先の製品サービス力に対して懸念をもったために失った販売機会や、


売り手が信用供与や長期契約に対して意欲的でなくなったことに起因するコストの増加も含まれる。
企業が財務的な困難に直面すると、



その企業の株主、債権者、経営陣の間で利害の対立も発生することになる。





【次回の問題】




財務的な困難に直面した際に、マイクロソフト社とアメリカン航空のどちらがより重いコストを負担すると思われるか?

それはなぜか?


それぞれの資本構成に関して、これは一体何を示唆するのか?


【おまけ】


ラジオが最近マイブームである。


その上、ポッドキャスト(インターネットで、ラジオの録音もしくは、番外編を聞くことができる)

されに、メモリー付の録音可能なラジオを購入したので、


とにかく時間がない状態になってきた。

自分の好きなもの、有益なものを優先的に聞くことにしないと大変なことになる。


  そこで、ラジオ番組のマイベスト3を勝手に発表します。

     

      1位  月曜深夜 25:00~27:00 ジャンクTBS 
           ラジオ 伊集院光 深夜の馬鹿力

            なんといっても、

            現在のしゃべり手ナンバー1は伊集院で決まり・・・
            何故そこが世間で注目されないかが不思議

            将来的には現在の鶴瓶的なポジションが予想される。

      2位  土曜日17:00~17:30 千原ジュニアRPMゴーゴー ニッポン放送

            千原ジュニアの普通の話を面白く話す能力、

           切り口の個性的な度合い
        
            毎回 楽しみに聞いている。

      3位  月曜~金曜 13:00~15:30 TBSラジオ 小島慶子キラキラ

            なんてことない話題から会話のセンスが感じられる・・・

            着飾ったことがなく、

            自分達の世代が等身大で何を感じているか

            辛口トークで心地よい

      その他のしゃべり手としては南海キェンディーズ山里が将来的に有望

      すこし、内容なAKB48に寄りで、おたく系なことが気になるが、

      言葉使いのうまさセンスは抜群

ネット時代に入ったことで、より双方向性のあるラジオの価値が見直されている。

いよいよテレビよりラジオの時代に突入か?

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