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2011年5月21日土曜日

ファイナンシャルマネジメント5章 問題5

【問題】

ある企業が新株発行により、2億ドルの調達を計画しているとする。担当の投資銀行によれば新株の発行のためには5%の割引と7%のスプレッドが必要とのことである。



 
1)同社の株価が現在の1株当たり112ドルから変化しないとすると、同社はいくらの発行価格で何株を発行しなければならないか?

2)この株式発行により投資銀行のシンジケートが手にする金はいくらか?

3)この5%の割引はキャシュフローであろうか?それともコストであろうか?まただれにとってのキャシュフローあるいはコストか?
 
【自分の答え】
 
現在の価格が112ドルであるとすると5%割引で発行するので、発行額は、106.4ドルこの発行額に7%のスプレッドが発生するのでスプレッドは7.448ドル
 
 
1株当たりの資金調達額は106.4-7.448=98.952ドルである 
 
2億÷98.952ドル=2,021,182株以上の発行が必要である。
 
2)シンジケートが手にするのはスプレッド部分であるので  7.448×2,021,182=15,053,763ドル
 
3)5%は投資家がその株をすぐに売却したときにはキャッシュフローとなる。
 
 会社にとっては、コストとしては考慮されない。発行株式数だけ株の議決権が薄まるだけである。
 
【本の解答】
 
株価
             112.00ドル
(-)5%割引      5.60ドル
 
発行価格       106.40ドル
 
(-)7%スプレッド    7.45
 
正味入金額     98.95ドル
 
株式数=2億ドル÷98.95=202万株
 
2)投資銀行の収益=7.45ドル×202万ドル=1505万ドル
 
3)割引はキャッシュフローではなく、既存株主にとっての機会費用である。なぜならば、割引したために2億ドル調達すべくさらに多くの株式を発行する必要があるからであり、株式数が増加すればそれだけ持株比率は低下するからである。 
 
【次回の問題】
 
1)テーブルトップ・エンタープライズ社の株価は、配当金支払日に配当金支払額の半分下落するとしよう。税金がかからないとした場合、この情報を活用するとどのような投資戦略を策定できるか?
 
 
2)もしあなたをはじめとする大勢の人々がその投資戦略を際よしたならば、配当金支払日にテーブルトップ社の株価はどのように変動するか?
 
【おまけ】
 
先日に引き続き、深夜放送のラジオを聞くために、ポッドキャストに頼らずに聞くため、新兵器を購入した。
 
 
それはオリンパスPJ-10 この携帯ラジオは従来の聞くだけのラジオではない、ハードディスクというかメモリーを内臓し、そのものだけで、
 
いわゆる、よくわからないけれど アイポッドのような使い方ができるだけでなく。
 
ハードディスク付のテレビのように録音の予約ができるというもの。
 
今日早速、21(土)AM1:00~3:00のバナナマンの深夜放送 TBSラジオを聴いている。
 
 
今日調べたところによると、ラジコ(インターネットで通常の地上波ラジオ放送が聴けるというもの)でも専用のアプリをダウンロードすることにより録音予約ができるらしいが、
 
横着な自分の性格からするとこのオリンパスPJ-10は非常によい
 
SONYの以前使っていた携帯ラジオと比べると多少 感度に問題はあるが、お勧め商品である。
 
 
 

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