財務的な困難に直面した際に、マイクロソフト社とアメリカン航空のどちらがより重いコストを負担すると思われるか?
それはなぜか?
それぞれの資本構成に関して、これは一体何を示唆するのか?
【自分の解答】
マイクロソフトはIT企業であり、投資のほとんどが無形の資産へと投資されているため、一旦業績が悪化すると、資金的に困難な状態に陥る可能性が高い
一方、アメリカン航空は財務的な困難に直面した場合、投資が航空機など有形の資産に投資されているため、
その資産を売却または、リースバックすることで財務的困難を乗り越える方法がある。
結論としてマイクロソフトに重いコストが負担されると思われる。
資本構成に関しては、資金化可能な資産に投資している場合は借入金の割合を多くすることが有利であり、
無形の資産に投資しているIT企業などの場合は資本金の割合を多くすることが望まれる。
【本の解答】
マイクロソフト社のほうがアメリカン航空よりも重い破綻コストを負担することになると思われる。
なぜなら、同社の資産の相当部分は無形だからである。
このため、マイクロソフト社はより保守的な資本構成を持つべきだと考えられる。
このため、マイクロソフト社はより保守的な資本構成を持つべきだと考えられる。
【次回の問題】
成熟した低成長企業は、なぜ負債の比率をたかくしたほうが合理的なのか?
【おまけ】
福島の原発では、現場の所長が独断で注水を継続していたそうである。
もしそれが本当なら、
それまでの議論(国会を含めて)茶番だったことになる。
問題だったのはまったく別の事だったのだ。
サミットで菅総理が「情報の透明性」についての言及してすぐのこの事態になるということで日本への不信感を増幅された・・・
情報に関しても、組織に関してもそれこそ日本のシステムはトンチンカンということになる。
情報公開の仕組み、日本の東電のような組織の仕組みの問題、最適な人が意思決定できるための仕組みの問題。
そういった問題を解決しなければならない。
さて、どこからどうやって手をつけるべきなのか?
多数の犠牲を出した今回の震災を有効な教訓とすることが、生き残った自分を含めた日本人の責任であり責務である。
だが、どうしたらいいのか?
いっそのこと、一旦財政が破綻して、すべてのシステムを今一度作り変えるべきか?
民間からもしくは地方から正常なシステムへの変更のうねりが起こってくるのか?
グローバル化によって否応なしに変化が起こってくるのか?
公のことと自分のこととのバランス、社内での立場、長年の伝統慣習、当事者意識の欠如、
東電や国会だけの問題と考えずまず自分から変えていかなければ・・・・
まず自分の周りから考えることをはじめるしかないな・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿