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2011年5月20日金曜日

ファイナンシャルマネジメント5章 問題4

【問題】
投資家が社債を保有することにより得られる収益率は、保有期間利回りと呼ばれる。
これは利息収入に社債の価格変動(値上がりもしくは値下がり)を加えたものを当初の価格で除したものである。

1)額面価格1000ドル、表面利率8%の社債の年初価格が1050ドルで年末価格が940ドルだったとすると、保有期間利回りはいくらか?
利息は年単位で支払われるものとする。
2)社債の価格が年度中に下落した理由を2つ挙げよ


【自分の解答】


1)まず額面金額が1000ドルで、利回りが8%ですので、受取利息は1000ドル×8%=80ドル

次に年初価格が1050ドルで年末価格が940ドルであったので940-1050=-110ドル

80ドル-110ドル=-30ドル

元本は年初の価格になるので1050ドル  よって -30ドル÷1050ドル=-2.8%

2)社債が下落する理由は、

一つには、その会社のデフォルトの可能性が高まったこと。
もしくは市中での同様の社債の利息が上昇したことの2点が考えられる。


【本の解答】

1)保有期間の利回りは(80ドル-110ドル)÷1050ドル=-2.9%である。

2)社債価格が下落した理由としてはリスクが増大したと投資家が判断したこと、もしくは金利の上昇が考えられる。

【次回の問題】

ある企業が新株発行により、2億ドルの調達を計画しているとする。担当の投資銀行によれば新株の発行のためには5%の割引と7%のスプレッドが必要とのことである。



1)同社の株価が現在の1株当たり112ドルから変化しないとすると、同社はいくらの発行価格で何株を発行しなければならないか?

2)この株式発行により投資銀行のシンジケートが手にする金はいくらか?

3)この5%の割引はキャシュフローであろうか?それともコストであろうか?まただれにとってのキャシュフローあるいはコストか?



【おまけ】

最近、TBSラジオのポッドキャストにはまっている。


TBSラジオのホームページを開くと、番組の録音が聞くことが可能なのだ。

本当に便利になりラジオの可能性がまた広がりつつある。

深夜放送の伊集院光とか聞きたかったので暇なとき聞いて楽しんでいる。








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