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2011年5月28日土曜日

ファイナンシャルマネジメント6章 問題4

【問題】
成熟した低成長企業は、なぜ負債の比率をたかくしたほうが合理的なのか?
 
 
 
 
【自分の解答】
 
成熟した低成長企業というのは、新規の投資は少ない、さらに不確定なリスク要因も少ない。
 
安定した収益が確実に望める状態といえる。
 
その場合は負債比率を高くしてレバレッジを最大限に利用したほうが、資本に対する収益が高くなる。
 
【本の解答】
 
2つ理由がある。
 
第1に、高い負債に伴うコストは。比較的少ないと思われる。
 
なぜなら、これらの企業の資産を売却した場合の価値は通常高く、
 
不利なシグナル効果や財務上の柔軟性に関する懸念がほとんどないからである。
 
 
 
第2に、これらの企業の経営陣は、現在の栄誉に対して満足するか、
 
または、成長を求めて採算性の低い投資をする傾向がある。
 
負債の水準が高ければ、
 
経営陣はキャッシュフローを創出して負債を返済するために、財務を引き締めざるを得ない。
 
【次回の問題】
 
下記がハーブリッジ・エレクトロニクス社の利益レンジグラフ(図表6-7)にどのような影響を与えるのか?
 


    1)負債の金利上昇
 
    2)同社の株価の上昇
 
    3)同社の将来の利益に対する不確実性の増加
  
    4)同社の普通株式の配当金の増加
 
    5)台車が持つ負債残高の増加
 
 
【おまけ】
 
菅政権がいよいよ終焉に向かっている。考えてみると民主党に政権が移ってからあまりぱっとしない状態が続いている。
 
何故、日本の政治はこうなのだろうか?
 
 
大統領制のほうが現在の政治には有効なのだろうか?
 
日本は天皇の存在があるため、大統領は問題があるというような理由で、大統領制のような制度が取られないというが、
 
天皇制を維持しつつ、アメリカ大統領選挙のように長期間にわたって、大統領(もしくは首相)としての素質や人格が試されたうえで、
 
政治のトップが決定されるシステムは可能なのではないか?やればできるのではないか?
 
日本の問題は、システムに問題がある場合でも現状維持の方を優先するがあまり、
 
根本的な改革ができないことである。
 
しかし、今の総理大臣を選ぶシステムにより、なかなか、仕事を有効に進められる長期政権ができにくいこと、
 
有事の際に混乱を起こしてしまうことなどの弊害が解決できない。
 
菅政権をつぶせば、それでことが解決するほど、問題の本質は単純ではないと思うが?
 
 
 
 
 
 



 

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