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2011年2月17日木曜日

コトラーのマーケティング9章 ブランドエクイティの創出

東京都知事選挙に和民の渡辺美樹氏が立候補。経営に興味のある人間としては是非当選してもらって、

行政に対して経営のノウハウがどのように生かされていくかを見てみたいものだ。

立候補の記者会見の中で「東京をブランド化」するという話が出ていた。ブランディングも近年の経営の中では大切な分野である。

さてブランドとは何で、それをいかにマネージメントしていったらいいのか?

【ブランドエクィティとは】
ブランドエクイティとは、適切な消費者に対し適切な心理的なイメージをつくりだすことで、製品やサービスに与えられた付加価値である。

企業にとって心理的価値と財産的価値を持つ重要な無形資産である。

【ブランドエクイティを確立するためには】
 
 
 『ブランド要素の選択』
      ブランドを確立するためには 
      その会社の特徴、ねらっているターゲット、消費者に植え付けたいイメージ
      から適切なブランド要素を選択する必要がある。
   
    ブランド要素とはたとえばナイキであれば 
       1)特徴的なマーク・ロゴ
       2)Just do it というフレーズ 
       3)キリシャの女神からとったという ナイキ という名前そのもの
        
 『ホリスティックマーケティング活動の設計』
       
      ブランドを確立するために必要な顧客とのコンタクト、そしてマーケティング活動を実施する。

 『二次的連想の活用』
      
      他のイメージを借りること。
     
      企業名や商品名をつける場合すでにあるイメージを利用する。

     たとえば

     中古車買取専門のガリバー

     安売りのドンキホーテ

     中小の商店街が○○銀座と名乗ったり。

     F1がK1になりM1になったり

     と少ない費用でブランドを確立するには有効な戦略である。


【おまけ】

最近のブランドでもっとも協力な企業の一つはやはり検索エンジンのGoogleだろう。

何しろ、近頃ではインターネットを使って検索するということを「ぐぐる」というらしい。ブランドも動詞にまでなったらたいしたものだ。

そのパロディを考えてみた

「ふぇーすぶっくる」   インターネットのサイトで呼びかけ政権をひっくり返すこと、転じてインターネットを活用して権力を握ることを指す

「のきあまいくろそふとる」  出遅れてしまったかつての有力者どうしがあせって手を握り協力しあうこと

「とよたる」 下手に一番になってしまったことでまわりからあらぬ中傷でいじめられるがやがては濡れ衣がはれること

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