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2011年2月21日月曜日

コトラーのマーケティング12章 製品戦略の立案


今朝、通勤途中車の中でラジオで聞いたのだが今PSPのモンスターハンター通称「モンハン」というソフト

が爆発的に売れているらしい。ゲームというのは子供のものというのはもはや完全に過去のもので、そのラジオの情報によると新橋のサラリーマンの約半数がやっていて、

上司とのコミュニケーションにも役立っているらしい。ゲームの中でプレーヤーはモンスターを捕獲しそのモンスターから武器をゲットして、新たなモンスターと対決するという内容で、

特徴的なのは4人が同時にプレーでき、協力にながらモンスターの捕獲にいけるというのだ、そのため、上級者と初心者が同時にプレーすることができ、
iu
初心者も上級者と同じような達成感を感じることができるという。

「初心者も上級者も同時にプレーできて、4人同時にプレーできるってゴルフと同じだな」

ゲームの面白さもさることながら新しい価値を提供したことがヒットにつながったのだろう。

 世の中に様々な製品があるが、市場へのアプローチの仕方からどのように分類できるのか?


1)中核ベネフィット
 
昔から衣食住に関連する商品は強いといわれるが、まさに顧客が実質的に欲求しているものに直接こたえるような製品は

継続的かつ安定的な需要をねらえる。逆に提供者が理想に走るがあまりこの中核ベネフィットから離れることは危険なことである。よくある勘違いもここから生まれてくる。

たとえばラーメン屋などは顧客が本当に求めているのはおいしいラーメンである。

とこらがラーメンの味や品質に力を入れず、店内の雰囲気や顧客への意味のない過剰サービスばかりに気をとられているとたちまち客は離れていく。


2)基本製品

ホテルでいうところのベッド、バスルーム、タオル、机、鏡台、クロゼットなどで、中核ベネフィットである寝て休み泊まるというベネフィットを提供するために基本的に最低限必要なものである。

基本的に最低限必要なものという考え方はとても重要で、それぞれの業界で絶対に欠かせないものは何かということは常に気に留めておく必要がある。

店の個性とはいえ、ラーメンにチャーシューがもしのってなかったらとてもさびしい気がする。

3)期待製品
購買者がその製品を買い求めるときに一般的に期待するもの

 この期待にこたえられないとマイナス評価になる。





4)膨張製品
顧客の期待を上回る製品

膨張製品は、価格上乗せになる原因にもなる。またこれだけスピートの早い社会では、すぐに膨張でなく、一般的に期待される商品になる。

少したとえが古いがトイレのウォシュレットなどはどうだろうか?

数年前はお店などでウォシュレットがついているととても嬉しい気持ちになったが、いまではむしろついてないとちょっといやな気がする。

日本ではウォシュレットは膨張製品から期待製品になっている。



5)潜在製品
将来行われる可能性のある製品
実験的な試みで、あるが企業は常にチャレンジしている状態がこ好ましい!!
「考察」

うちでやってるアパートについて考えてみると

中核ベネフィットは「住む」ということ

基本製品はキッチン、トイレ、バスルーム、寝室 、テレビアンテナ、電話回線、照明、エアコン用コンセント

期待製品はキッチンの混合水栓、湯沸かし器の追い炊き、キッチンまわりのコンセント等になるか?

膨張製品は、テレビ付インターフォン、キッチンのカウンター、一般住宅並みの建具、おしゃれなフローリングなどか?

潜在製品としては、インターネットの無料化などが考えられる。

この分析は比較的使いやすいのでもう少し整理して考えてみたい。

1 件のコメント:

  1. モンハンって知りませんでした
    会議で使える内容の投稿が多く便利に使わせてもらっております

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