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2012年7月20日金曜日

世界のブランド戦略 ブランディングの終焉

私たちはいままで、


アメリカ式のブランド中心思考


いやというほど見せられてきた



アングロアメリカ式の思考では

『できるだけ迅速に

あらゆる他者との差別化を行い

それを周知させ

受け入れさせること』




1)ブランド中毒者たち

多くの人々は広告宣伝の威力に麻痺しはじめている


ひとたびブランドを手に入れると⇒維持に莫大な経費が掛かり、常に新しい刺激を要求してくる


アングロアメリカ式に対抗する

ヨーロッパーアジア式


差別化より内容と意味が優位になる

適切であることが重要





2)人格と大志


企業にとっての大志がその目標だ



3)自己定義(アイデンティテイ)のシナリオ


印象の代わりに感情と共感

プロファイリングの代わりに参加意識

衝動的反応の代わりに関係づくり


認知されることばかりを考えてきた時代は終わった





4)ヨーロッパ-アジアのネットワーク

自己定義中心型のモデル



この項目の指摘は面白い


確かにブランド中毒に陥っている


新しいもの目立つもの流行のものに目を奪われるが


物質的な生活が行き着くところま来た現在では


より良い商品を探したい


より自分に合った商品を身に着けたい


より良好な関係をお店や社会と構築したい


などなどのより豊かな生活のための要求が始まっている


単純な宣伝だけの時代は終わらないかもしれないが


もう一つの選択肢がこれから広がるのは間違いない





【おまけ】

メジャーリーグに日本の野球選手が移籍したがっている。

確かに、見ているとメジェーリーグのプレー、選手の待遇は魅力的だ

あれだけ恵まれた環境にありながら

選手一人ひとりは一球、ワンプレーから絶対に手を抜かないのは何故か?



昨日、横浜銀行の年に2回の懇親会があり、たまたま早めに会場にいったので、普段は聞かないのだが





講演を聞いた。

そこで話をしていたのが 「カーク川口」という人

メジャーリーグのロサンジェルスエンジェルスの幹部として働いていて、日本のテレビラジオにも多数出演している人らしい。

ひさびさに面白いおじさんに出会った

その川口さんの話によると

メジャーリーグにアメリカのドラフトから上がってくる選手は

ルーキーリーグから始まり 1A 2A 3Aとステップを重ね平均5年の修行の期間の末にメジャーリーグの選手になるとのこと

ドラフトで約50人の選手が入るがメジャーに上がれるのはわずか2人か3人

なんという厳しい世界か・・・・

メジャーの選手が絶対に手を抜かない理由がわかった!!


1 件のコメント:

  1. スポーツの分野でも「野球」「アメフト」「バスケ」は、アングロアメリカ方式かもしれませんね!

    となると「サッカー」がラテン方式かな?

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