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2012年7月25日水曜日

すべらない話分析 TKO 木下 「松竹と吉本」

4分30秒



ぼく、大阪からこの世界に入ったんですけど

昔は、関西で松竹と吉本には壁があって交流がなかったんですが

その壁を取り払ってくれたのが

千原ジュニアなんです。


松竹と吉本の因縁、関西、大阪では特別なものがある雰囲気
吉本の芸人と交流があるなんてありえない時代







ある日「今度誕生日のライブがあるので来ませんか?」

とジュニアに誘ってもらって

はじめて吉本の2丁目劇場に入りました

舞台が始まり

ジュニアにピンスポットが当たり

後ろでアフロの兄ちゃんがギターを弾きながら

ジュニアが生まれたときから 一年ごとの話しをするというライブで

かなり受けて大成功だったんですけど


ライブの状況と会場の様子を詳細に語ることで
話に引き込まれる


ライブの終わりに

「今日は松竹から仲間が来ています

TKO木下さんです」

と紹介されて 舞台で挨拶(初めて二丁目劇場に立てるということでうれしかった)

そのあと

TKO木下の話しかと思ったら 話は「ジャリズムの渡辺」へ







「もう一人来ています

ジャリズムの渡辺さんです」

「どこおる?」

舞台の上の席にいたんで

ジュニアが

「飛ぶな! 飛ぶな!」

というと客席から

「飛ぶな!」「飛ぶな!」のコールが起こり

ジャリズム渡辺さんも芸人ですから

思い切って飛んだんですね

するとボキッと音がして

その場はなんとか笑いをとって終えました

まあここで話が終わってもおかしくはない
しかしこれはネタふり





それから一週間ほどして
八方師匠がやっている

「吉本楽屋ニュース」という番組で

その週の一位を見ると

なんと「ジャリズム渡辺 二丁目劇場で足首骨折」

その映像が流れて

何とその後ろで

笑っている

自分(TKO木下)が映ってしまったんです

「松竹の芸人が吉本の二丁目劇場に立っている」ということになり
大変なことになったなと思ったんですが

最初の吉本と松竹の緊張感のある関係が再びでてくる
さてどうなる





案の定

翌日

会社の方から呼び出しがあり

行ってみると

重役、部長らがぞろっとならんで座っている

「昨日、映っていたのはお前か?」

覚悟を決めて「はいっと」いうと


「一つだけ聞きたい

劇場はどんな作りだった?」

「収用人数は?」

・・・・・・・

重役の人たちの気になるところは
劇場のつくりだったというオチ


吉本と松竹の関係でふられ
それが意外な結末で落とす
よくできた話



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