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2012年1月17日火曜日

売れるデザインのしくみ  2-3-2)実践、トーンアンドマナー デザインの印象を守る3

ツール展開・メディア展開時の決まりと注意


RGBとCMYKの印象を揃えるには

ウェブ案件からスタートして、紙媒体への展開が決まったというケースにおいて、RGBの特性の強い画像は、CMYK環境においてその再現性が危ぶまれることがあります。




簡単に言うと、美しいと思っていた画像がすっかり濁ってしまい、同じイメージで「印刷ができない」のです。

⇒諧調の補正




ネットでも紙でも・・・・印象の統一を





媒体依存せず、展開しやすいビジュアルイメージのためのポイント

①キービジュアルがきちんと決まっているか?

②スペースに対する見え方の基準を決めているか?

③付加情報を同時掲載する際の視点誘導を考えているか?

④単色・フルカラー表現はモチロン、RGB表現おCMYK表現の差異に対するポリシー(指針)を決めているか?

⑤見やすさを保つ配慮を心がけているか?

⑥情報量を過剰にしない心配りをしているか?

⑦①~⑥を含めて、レギュレーションどおりに再現されているか?





使えるフォーマット展開
(レターヘッド、ファックスレポート、プレゼンシート、ブログスキン)






デザインがきちんとしていると⇒人柄や会社まできりんとしているように見られる

ツールは、

・レターヘッドのような一枚のもの

・パワーポイントなどの企画書のように表紙と中身があるもの

・ブログや名刺のようにロゴの他に情報が入るもの

三段階に分けておくと新たにツール作成する際も展開がしやすい




メディアニュートラル時代のデザインを考える

情報化、グローバル化という視点から見ても、今後、商品のブランドや企業イメージはより一層の重要性をもつと思われます。

これはアイデンテイティーをきちんと持つこと、そして自己開示し、表現し、その魅力を顧客に愛されるようにすることに他なりません

自分にとっての「正解のデザイン」を身にまとい、前を向いて、胸をはって、正々堂々と歩けばよいのです。


「正解のデザイン」か、自分らしいイメージを強調すること


しかし、自分らしいというのが本当に難しい、長い時間かけて考えていくテーマだろう!!




【おまけ】

マンションの基礎から、放射能がでたというニュース、いったいどこまで原発の問題は影響するのか?





ここまで広がると、国や東電もどこまで補償すればいいのかはっきりとした基準が出せないのではないだろうか?

対策を打つより、長期的な課題としてとらえるしかない。

2012年1月16日月曜日

売れるデザインのしくみ  2-3-2)実践、トーンアンドマナー デザインの印象を守る2

リサイズ時の決まりと注意



どんな大きさで使っても同じ印象にする

基準になっている印象と小さいサイズにしたときの印象を揃えるため

⇒あらかじめ調整が必要

ウエッブサイトでも調整が必要



どんな背景を使っても同じ印象にする

背景色によってがらっと色のイメージが変わって見えます

背景色が濃くなれば⇒ロゴデザインの色は明るく見える

背景色が薄くなれば⇒ロゴデザインの色が濃く見える

⇒ 背景色によりあらかじめ印象を調整しておく



禁則をつくる

「こうしてはいけない」という決まりをつくる

・ロゴをバラバラにしてはいけない
・斜体をかけてはいけない
・コピーの書体を変えてはいけない
・バランスを変えてはいけない など




レギュレーションしやすいデザインをつくるコツ

決まったロゴの統一されたイメージを守るために、レギュレーションをつくる作業はもちろん大切なのですが、ロゴやビジュアルを決定しする前に

⇒印刷物、ステーショナリー、ウェッブサイトなどでシュミレーションしてみましょう




印象を統一するために、この業界の人はいろいろな工夫をしているんだな!


【おまけ】

大型客船がひっくり返っている映像を見てびっくりした。

地中海で起こった事故らしい。

なんでまた、座礁なんか?勝手知ったる海だと思うのだが?

2012年1月14日土曜日

売れるデザインのしくみ  2-3-1)実践、トーンアンドマナー デザインの印象を守る

1レギュレーションを守る

デザインを「揃える」ことで美しさを保つということは、美しい街並みを守る事に近い




デザインのレギュレーションとは

デザインのレギュレーションとは

パーツのデザインのことではなく

デザインの印象であるトンマナを揃えるための具体的なシステムとやってはいけない決まりを記したもの

「レギュレーションこそがデザイン」





これからのデザイン戦略のために必要な、二つのポイント


「ガイドライン」という考え方

それは、継続的な決まり事=「デザインの一貫性を保つ」

将来、企業コミットメントと等しく認識されるようになる



あなたの会社のデザインレギュレーションは大丈夫?


①整合性・マッチングチェック


②使用方法の規定


③デザインガイドラインの作成




デザインのレギュレーションフォーマットを作ろう

その世界観を守り、どのように運用していくのか?

⇒デザインを使う側の姿勢に大きく関連がある事がお分かりいただけだでしょうか



成果を出すためには、


ぶれない事


方向性を変えないこと


粘り強く繰り返すこと が重要だ






【おまけ】

野田内閣が内閣改造を発表されたが、

このままスムーズに消費税増税となるのか?

増税の話が出れば当然⇒議員は選挙が心配

庶民としては⇒その前に行政改革という話が出てくるのはお決まりのパターン




はたして、どのような舵取りをするのか?

興味深く見つめたい

2012年1月13日金曜日

売れるデザインのしくみ  2-2)実践、トーンアンドマナー ⑦フォントを使う

フォント選びは恋人選び

デザイン戦略において最も重要なことの一つ




フォント選びは自分の本質を問われる

長く付き合えるか?

頼りになるか?

自分や自分のビジネスと趣味や思考があっているか?





自分のイメージにぴったりのフォントってなんだろう



ビジネスユースであるなら⇒かちっとした形で正統派

伝統や歴史に合わせてメッセージを発するなら⇒ローマン体






本命を決めることの大切さ


デザインに積極的な人が陥っていまいがちな罠

⇒「デザインで、あれもこれもと欲張ってしまう病」があります。

①したいことがありすぎる

②したいデザインが、あれもこれもありすぎる


トンマナの大きな軸を握っているのはフォントです。

逆に、いろいろなシリーズを展開したい、いろいろなデザインに挑戦したいけれど、全体の雰囲気を統一したいということであれば、

キータイプフェイスを決める、すなわちフォントの種類を決めてしまうことが重要なのです。



フォントというと思いだすのは「スティーブジョブズがアップルでマッキントッシュを開発したとき学校でならったカリグラフィーの知識を応用した」というもの。


1991年に新社会人になり、初めてパソコンに触れたが、その時はパソコンの黎明期で、会社でもいろいろな種類のパソコンを使っていた。


その中でも異色の存在だったのは、アップルのマッキントッシュだった。正直自分の仕事に対するイメージをは違うのであまり好きではなかった。


その大きな理由が フォントだったことは否めない


当時はこのフォントはアメリカ人向けだから自分に合わないんだと思っていたが


そのあとウインドウズ95が出てきて、その画面の印象は自分にぴったりだった。




【おまけ】

年をとると、健康の話しが増えるいうが、自分も最近健康の話しが多くなった。

その中でも、深刻なのは、左足の膝。

どうも単なる痛みでなく部品自体が故障し始めているような今までにはなかった痛み!!

原因としては、


1)体重の増加?

2)ゴルフの練習のし過ぎ?

3)靭帯を痛めた右足を補うために左足に負担がかかった?

いづれにせよ抜本的な解決方法はなく、体重を落とすしかない

そうベタではあるがダイエットをはじめなくては!!

ということで、昨日からカロリーを落としている。1年間は続けたい

2012年1月12日木曜日

売れるデザインのしくみ  2-2)実践、トーンアンドマナー ⑥ホワイトスペースを使う

ホワイトスペースの力とは?

ホワイトスペースをゆったりと取り、シンプルに整理されているデザイン

⇒ 優雅な印象に





アップルのリンゴマークのまわりに大きなホワイトスペース

⇒ 「このリンゴは大切なリンゴですよ」というメッセージ


大切なもののまわりにはスペースがある





ないがしろにされている? 日本のホワイトスペース

伝えたいものにパワーを与えるために、大前提としてホワイトスペースを確保する必要がある


簡単にわかりやすく知るためには⇒すっきりした整理されたデザインが必要





ホワイトスペースと空いているスペースの差はこうして生まれる

イメージの緊張感や均衡(バランス)というものは、形と形の関係から生まれます

生け花の「間」に通じるものがあります。




ホワイトスペースを上手く使うには?

多くの日本人はデザインのし過ぎを望んでいません


「継続性」と「自己統一性」重要になります
ホワイトスペースを上手に使うには

①デザインの主従関係(構成要素)をはっきりとさせる

②視点誘導のシナリオをあらかじめ作っておく

③ホワイトスペースによって作られる構図やバランスを再調整して、ベストバランスを見極める



落語や話芸にも間が必要と言われている。その間の時間もしくは、空間に人は面白いものや素晴らしいものを受け入れるための期待、準備をしているように思う




【おまけ】

今日は誕生日だ。
本当に30歳を過ぎると早い、一年一年を大切にしないと

2012年1月11日水曜日

売れるデザインのしくみ  2-2)実践、トーンアンドマナー ⑤コントラストを使う

濃度や階層の解釈や再現で、その印象はもちろん、雰囲気や世界観、つまりトンマナまですっかりとかわって見えてしまうことがあるからです。


コントラストとは?

「コントラストを付ける」=「メリハリを付ける」




コントラストで見えるもの

「色を変えるだけでは、バリエーションにしかならない」

世界観までは変わらない

テクスチャーとコントラストで作り上げた世界観や印象のほうが、「色」という概念より大きいからです。

人は「コントラストの強いもの」に注目する




コントラストとレイアウトの切っても切れない関係

コントラストのある写真⇒画面上に明暗によってフォルムを作り上げる

⇒強い力の流れを意識しながらレイアウトする

⇒「視点の誘導」が可能に





トンマナとフォルムの切っても切れない関係

目の前のイメージの中からフォルムの情報を引き出すため

⇒デザインの属性は見つつも、

⇒全体をモノトーンに変換して

⇒構図や視点の流れを確認




「見る」=「知る」ということ

色を消して階層を見ると

⇒いろいろなことが見えてくる


デザインをコントラストと色に分解することでいろいろなことが分かってくる



【おまけ】

北朝鮮の船が漂流して日本に到着

脱北かと思いきや「家に帰りたい」とのこと

やはり、故郷が一番なのか?

2012年1月10日火曜日

売れるデザインのしくみ  2-2)実践、トーンアンドマナー ④テクスチャーを使う

「テクスチャー」(素材感)を使うという手法

⇒好き嫌いの関係がないところで、雰囲気を強調してくれる





テクスチャーとは?

グラフィックデザインでは、「触感を感じる」表現全体を示している

テクスチャーのない状態=フラットな状態

どような「視覚効果」を出したいかというゴールをきちんと決めて素材を選びましょう




クラスを上げるテクスチャー

素材をそのまま使うのではなく少し加工することで印象がよくなります

日本では白地の出算は人気ナンバーワン好感度のある色です

⇒個性を主張するなら「キーカラー」を白にしない



テクスチャーをプロスキンに利用する

テクスチャーの用途は、以前は商業印刷や販売促進活動が主でしたが、現在はブログやホームページのカスタマイズなどインターネットのメディアまで広がっています。



デザインはどんどん「オリジナル」が重要になる時代になってきます。自社の生き残りをかけて「デザインの正解」を論理的思考や企業ビジョンをベースに考えなければならないのです。




ブログのデザインをオリジナルにしたいのはやまやまだがなかなか難しい



【おまけ】

今年もいよいよ仕事はじめ、

今年もブログを書き続けられように努力したい。