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2011年9月30日金曜日

スティーブジョブズ驚異のイノベーション 第十四章

法則7 メッセージの名人になる

第十四章 企業社会最高の語り部

「最先端の技術を使い、僕らは、魔法のような革新的なデバイスを驚きの価格で提供することに成功した」


すばらしいアイデアを本当にすばらしいとまわりに認めさせる




1981年IBMがパーソナルコンピューターへ参入したとき

アップルはIBMを歓迎するという全面広告をウォールストリートジャーナル紙とニューヨークタイムズ紙にだすという大胆な戦略にでた。


IBMを利用して、アップルがパーソナルコンピュターを発明したことを印象付けた


『ようこそIBM殿

心から歓迎申し上げます。

35年前にコンピューター革命がはじまって以来という活気にあふれた重要な市場へようこそ。

貴社初のコンピューターを発売されたこと、お喜び申し上げます。

個人の手に真のコンピューターパワーが届けられるようになった結果、

人々の働き方、考え方、学び方、意思の伝え方、余暇の過ごし方

が進化しつうたります。

アメリカが誇るこのテクノロジーを世界に広げるという偉大な仕事において、責任ある競争が繰り広げられることを楽しみしいます。

また、貴社参入の重要性を高く評価するものであります。

我々の仕事は、個人の生産性向上を通じて社会資本の充実をはかることです。

この重大なる任務にようこそ。』



1)敵役 スティーブジョブズのプレゼンテーションには、ヒーローと悪玉がいる。


1980年代には悪役は IBM もちろんヒーローはアップル


2)3点ルール  3点に絞り込んで製品のアイデアを説明する


3)シンプルなビジュアル 

4)びっくりするぼどキレがいい言葉


ipadについて




「ノートブックよりずっと気軽で、スマートフォンよりずっと高性能」

「これほどウエッブが楽しめるものはこれまでなかった」

「夢心地のタイピングだよ」

「こんなシンプルなんだ」

「ヒューンって感じさ」


世の中を変える人というのは、大抵最高の『語り部』だと思う。


そうでなければ、新しい世界を新しいアイデアを人々に理解させることができないから。


製品と同様にマーケティングやプレゼンテーションがいかに今の時代大切なのか


ということに気付かされる。


理解されて、それが伝搬して初めて大きな流れになるのだから




  ☆ 要点を3つに絞り込むこと




  ☆ 敵役をつくって説明すること




  ☆ ビジュアルを併用すること


などやれることから始めてみようと思う。



【おまけ】

最近の仕事は、人前で話をすることの重要性が高まってきているような気がする。

モノでなく、イメージや生き方やライフスタイルなどが商品の中心になってきているからだろう

今後もその重要性は高まると思う。




特に今後IT関係では、商品がハードではなく、フェイスブックのような仕組みとなってくるとますます

経営者は語り部になる必要があると思う。

2011年9月29日木曜日

スティーブジョブズ驚異のイノベーション 第十三章

法則6 めちゃくちゃすごい体験をつくる

第十三章 ブランド体験をシンクディファレント


1)靴と医療のオンラインショップ「ザッポス」

画期的な顧客サービスとはこういうものだと言われるようになった法則




①家族であるかのように接する

②文化に合う人を雇用する

③チームを信頼する

丁寧に、常識をもって対応すること、顧客でもパートナーでも社員でも、どのようないとでも家族として対応すること

④すべてを共有する

平均通話時間や販売数量、利益など、会社の財務も業績も、毎日すべてが、社員に公開している。
業績など、誰にでも見れるボードに貼られている。

⑤楽しむ!



2)アプトエレクトロニクス(家電量販店)のユニークな体験

音楽に合わせた噴水

焼き立てのクッキーのにおい

巨大な水槽







3)最高のピザ屋さん

トッパーズの経営方針

①新鮮な材料を使う

②バラェテイのあるメニューとする

③顧客の身になって考える

④顧客と仲良くなる

⑤楽しむ

⑥文化の合う人を雇う






4)懐を痛めないイノベーション

イノベーションとは、顧客が大好きな製品やサービス、体験を生み出すことだ。

ウェスティンホテル&リゾートでは、従業員と宿泊客の距離を縮めることを目的に、画期的な構想を2008年に開始した。

名札を変え、名前の下に「私の情熱は・・・」と書いたのだ。

この「情熱名札」に変えたところ、5000人の従業員と宿泊客との間で会話が増え、その結果、気になる事を宿泊客が語ってくれることが増えた


顧客に特別な体験をしてもらうためには、そこに働いている人が仕事を楽しんでいなければならない。


そのためには、働いている人がプライドを持てる環境を提供することと


会社の文化に合った人を採用することが必要だ。


プライドを持てる環境をどうすればつくることができるか?

 考えられるのは  ①職場をおしゃれな空間にすること


            ②職場にブランドイメージがある事 


              お客さんにとっても働く人にとってもブランドは重要




【おまけ】

タブレット型コンピューターのソニーの新商品をみてきたが、正直今一つピンとこなかった。

アップルに匹敵するような、革新的なデザインを期待していただけに残念だ。

特に、携帯用の二つ折りのタブレットパソコンは、厚みがありすぎてスマートじゃない

外枠が太すぎて、せっかく二つ折りにしたのに、画面が小さすぎる



多少機能を絞り込んでも、おしゃれに携帯できるような、斬新なデザインにできなかったのだろうか?

スマートフォンにしても、タブレットPCにしても、アップルにできることが、どうして他のメーカーにできないのだろうか?

2011年9月28日水曜日

スティーブジョブズ驚異のイノベーション 第十ニ章

法則6 めちゃくちゃすごい体験をつくる

第十二章 我々は、みなさんの成長をお手伝いするためにいるのです


1)アップルストにはレジ係がいない

「これほど時間やお金、エンジニアリングをお店に費やそうと考える人は今までいませんでした。そのことをお客さんは知らなくていいんです。感じますから

少しだけ何か違うと感じますから」





2)暮らしを豊かにする

「どのような事業でも、成功するためには明快なビジョンが必要です。そしてビジョンは一文で表現すべきです。語数は少なければ少ないほどいい。

アップルが小売に参入しようとしていたころ、小売業とは一般にモノを得ることだと考えられました。ゲートウェイのビジョンなら「箱を得る」 となるわけです。「メタルを動かす」という言い方もよくされていました。

でもアップルでは、アップルとつながりのあるモデルとする必要がありました。簡単でしたよ。

暮らしを豊かにする。 暮らしを豊かにすること。これこそ、30年以上もアップルが続けてきた音でしたから。」


①店舗をすっきりさせる

②人々が暮らす場所に店舗を展開する

③店内で、商品を自由にいじらせる

④コンシェルジュのような体験を提供する

⑤簡単に買えるようにする

⑥ワンツーワントレーニングを提供する






3)現実フィルターを持たない

4)我々は、みなさんの成長をお手伝いするためにいるのです


1、製品を動かそうとするな。暮しを豊かにすることを考えよう

2、ブランドと顧客との接点、一つひとつを細かく吟味しよう。

あらゆる機会をとらえ、顧客との関係を深めたり顧客と長期的な関係をつくる努力をしよう。

3、アップル製品に驚異がなくても、アップルストアを訪れてみよう。店舗のデザインや顧客のサービスをチェックし、自分のブランドで顧客体験を改善するデザインを探そう



この章はアップルが小売の店舗て成功している内容だ。


前回のローバートキヨサキの21世紀のビジネスで指摘されていたように


20世紀型の産業社会が終焉を迎えようとしている。


それにたいして、アップルの手法は明らかに一つの答えだと思う


モノを得る時代から ⇒ 体験を売る時代


サービスを得る時代から ⇒ 成長をお手伝いする時代


安くたくさん買う時代から ⇒ 感じる時代




ジョブズの考え方を読んでいると、閉塞感を感じなくなる。


自分の仕事で言えば、より良質な知識を継続して自分のものにすることで


より的確なアドバイスを顧客にできるようにすることだと思う。




家を売る時代⇒ 生活を提案し、暮しを良くする手伝いをする時代



【おまけ】

ジャパンのラグビーワールドカップが終わった。

カナダとは、前回と同じ 同点今回は追いつかれての同点だった。

ジャパンはよくやったと思う。



後半 残り五分 キャプテン菊谷はペナルティゴールを選択し

8点差までリードを広げた。残り5分の8点差(2プレイ以上)の差というのは

ほぼ勝利を確信できる状態だった。

そこまでは本当にうまく試合がはこんだのだが、

そこからのカナダの意地というか集中力はすごかった。

徹底してフォワードで攻め込み

ジャパンの時間を作らせなかった。


今回の大会を振り返って思うことは

ジャパンに問題があるというより

他の国の集中力や意地がすごいということだ。

次の次の大会は日本で開催される2019年 ここで

日本ラグビーの運命が決まる

とりあえず7人制(オリンピック)で頑張ろう

15人制で勝つには 海外に出ていくしかない

子供のころから体の鍛え方を見直すしかない・・

2011年9月27日火曜日

スティーブジョブズ驚異のイノベーション 第十一章

法則5 1000ものことにノーという

第十一章 デザインをシンクディファレント


1)4つのデザインの法則

①30秒ルールを守る 渡された人が30秒以内に使える

②パッケージと説明をシンプルにする



アップル製品の箱はシンプルでスタイリッシュ、しかも使いやすい画期的なものだ

箱から取り出すシーンまで楽しんでもらいたい

③シンプルなウエッブサイトにする

④シンプルなプレゼンテーションとする

「美しい」とか「トレンディ-」とうのは過大評価で、デザイナーは「よい」ものをめざすべき





2)マニュアルが不要なほどシンプル

「民主的に進めようとしすぎると、機能を絞り込めなくなります。エンジニアもデザイナーも一人ひとり意見が異なりますし

その意見が矛盾することも少なくありませんから」



美しくデザインされたウエッブサイトは、探していいるものをすばやく簡単にみつけられるからエレガントなんだ

情報を増やしすぎると訪問者の注意力が分散され、訪問目的からそれてしまう。


3)人生もシンプルに


ビジョナリーカンパニーの著者コリンズは 人生もシンプルにすることを提案する。

「心の底から望むところは何か?

自分の遺伝子に組み込まれているものは何か。「自分生まれたのはこれをするためだった」と感じるのは何をしているときか

経済的に成立するのは何か? 生計をたてられるのは何か」


4)やめることリスト


「やめること」のリストをつくって、人生をシンプルにしよう

何を取り除いたかを自分の特徴としよう

①「私の製品を人々はなぜ買うのだろう」と自問しよう  この答えに焦点を絞った製品にすべきだ。
ピントをぼかすものは取り除こう

②製品、パッケージ、ウェブサイト、マニュアル、コミュニケーション すべてをシンプルに



アップルのパッケージは確かに魅力的だ。


自分はアイポッドタッチを持っているが、大抵何でも捨ててしまう自分には珍しく


このアイポッドが入っていた箱だけは、ACアダプターやイアフォンをしまうのに今でも使っている。


驚くほどマニュアルがないのも特徴的だった。


シンプルにすることに徹底的にこだわっている証拠だ。


アップルのホームページを参考にしよう




【おまけ】

今日、12時30分から、ラグビーワールドカップ

ジャパン最終戦 対 カナダ戦がある。

厳しい戦いになるのは間違いないが、最後に結果を出してほしい。

それにしても、ラグビーの人気はないなーというのが今回の感想

実際、ワールドカップが行われていることすら知られてないのではないだろうか?

その反面世界的には、この大会はかなり注目されている。





今年の最大のスポーツイベントなのだ。

自分はCSでかなりの試合を見ているが、

日本国内での扱われ方の差に

国際化を感じている。 

国内の共通の話題より、共通の趣味を持っている人が身近だという実感がある。

2011年9月26日月曜日

スティーブジョブズ驚異のイノベーション 第十章

法則5 1000ものことにノーと言う

第十章 洗練を突きつめると簡潔になる

1)シンプルという原則

「デザインをするとき、我々は、最小限で最大の効果を得ようとと考えています。

全力で、とてもシンプルなものにしようとします。

自然の法則に従う存在として、明快というものを知っているからです。





「世の中の人は何を望んでいるだろう。」 望まれている商品は2種類  消費者用とプロフェッショナル用

どちらも、デスクトップとポータブルが必要だろう。

だから製品は4種類で充分なんだ。



2)重要なことに集中する

アップルにとってシンプルであることと集中は同義だ



3)デザインにじゃまをさせない


アップルは細かなところまでそぎ落として複雑さを引き下げる



4)エレガントな解決策

問題を前にして、とても簡単な問題で簡単に解決できると思ったら、それは問題の複雑さを理解していないというこうとだ。

そのとき思いついた解決策など、シンプルすぎてうまくはゆかない。

今度は、問題がとても複雑に見えてしまう。

そして、ややこしい方法で解決しようとする。

この方法でもそれなりに問題は解消できるので、ほとんどの人はここでやめてしまう。

でも、これはまだ途中なんだ。

優れた人はさらに進み、問題の根本的な原理というべきものをみつける。そいて、美しくてエレガントな解決策を実現するんだ





5)捨て去ること、集中すること

「実施と決めたことを上手に行うためには、重要性の低い案件をすべて捨て去る必要がある。我々が上手にできるリソースを持つ案件だけを選び、そこに集中するのだ」




6)シンプルにするには胆力が必要


物事をシンプルに保つだけの胆力はお持ちだろうか?スティブジョブズにはある。それが、ジョブズの成功を支えているのだ。



①得意な分野に集中しよう。得意でない分野は他人に任せよう

②今日できることのうち重要度が高い3つに絞って会社を前進させよう

③「ノー」ということを増やそう





世の中にたくさんの商品がある、アップルが独自で開発したものはない。それなのになぜアップルが特別な存在でいられるのか


それは商品を大胆にシンプルにしてエレガントな領域にまで持って行っているから。


このシンプルという考えかたは、商品の開発だけでなく、会社そのものの経営にも如実に表れている。


本当に必要なものだけを残すことには勇気と胆力が必要だし、日頃より状況を整理しておくことが必要だと思う。


捨てることを躊躇するがあまり、時間や労力やチャンスそのものを無駄にしてしまうことが少なくない。


自分自身もこの「シンプル」という原則を考え方の一つの柱にしていきたい。



【おまけ】

先日、家族で買い物に行き、帰り際に回転ずし「くら」というお店に行ってきた。

入ってみて、基本的に「スシロー」と変わらないシステムに見えた。

大きな違いは通常に回転しているお寿司のレーンの他に、注文を出したときに高速レーンでお寿司が運ばれるシステムと

お皿をテーブルから片づける穴が開いていて、そこを通すと、5皿に一回ルーレットが回って景品が当たる仕組みになっていた。





正直結論からいうと、文句なし「スシロー」に軍配が上がった。

「スシロー」と「くら寿司」が隣どおしで並んでいたら間違いなく「スシロ-」が繁盛するだろう。

その理由は何かといえば、「スシロー」は顧客目線で必要なところに努力しているということ

1)ネタの鮮度

2)商品バリエーションの豊富さ

3)その日特別に仕入れたものを特別メニューとして提供

4)価格の安さ(基本的に1皿100円)

などなど、料理店に顧客が望むのは圧倒的に「おいしさ」なのだと思う

次は「安さ」

ここにも、シンプルにお客のニーズを考えてもっとも重要なところに集中するというセオリーがある。


あまり奇抜なサービスは正直望んでいないのではないだろうか?

しかし、いろんなものを比べてみるのは面白い

2011年9月24日土曜日

スティーブジョブズ驚異のイノベーション 第九章

法則4 製品を売るな夢を売れ


第九章 顧客をシンクディファレント


1)アップルがお手本


「アップルならどういうデザインの製品にするだろうか?」

「アップルならいくつの製品を提供するだろうか?」

「アップルならどうやって顧客の体験を生み出すだろうか」




DNA11(DNAを利用したアート作品を提供する会社)が提供する体験は、

あらゆる面でアップルがお手本をなっているのだ。






2)スティブジョブズはフォーカスグループを使わない


耳を地面につけて注意深く様子をさぐり、製品や品ぞろえ、購入体験を改善してゆく。

本当に画期的な製品やサービスを創りたいなら、「自分は何をビジネスとしているのか?」

と自問すべきだ。 




3)スターバックスの発想


スターバックスの創業者ハワードシュルツはこう語る

「我々はコーヒーをビジネスにしているのではありません。

コーヒーは我々が販売している製品であって、我々がよって立つものではありません」





4)ピクセルレベルで顧客を知る

顧客について知れば、望みや夢、目標なそも含めて深く知れば、アイデアを優れた製品にできる可能性が高くなる。

そしてそのためには、異常に天賦の才を見る必要がある。

顧客の声を聴くのも悪くないが、顧客を知ることの方が大事だ。顧客体験を「ピクセルレベル」で細かくチェックしよう。


この章は


市場調査や、顧客の声に耳を傾けることより、顧客を知ることにより、生まれてくるアイデアを大切にすべきという発想だ。




よく考えることが必要ということだろう。 アンケートをとってそれをそのまま実行するのではなく。


その答えの奥に顧客のどのような需要が隠れているかについて一段深く考える事で、


本当に必要としていることに気が付くということだろう


言い換えると「気が利く」ということかもしれない。


世の中を見ると、自分を含めて、十分に調査分析をしないで、安易に考えたり、


あまり、顧客の事を知らずに理想論だけで仕事をすすめ、あまり効果が出ないキャンペーンや商品が多い。


「気が利く人間」になれるように努力していこう




【おまけ】

娘の幼稚園を探して情報を集めている。

同じようなカリキュラムの幼稚園がほとんどだ。

見た目にはあまり違いが内容に見えるのだが。



ものすごく、人気のある幼稚園もある。

顧客をよく知っていて、「かゆいところに手が届く」サービスをしているのだろう。

2011年9月22日木曜日

スティーブジョブズ驚異のイノベーション 第八章

法則4 製品を売るな夢を売れ

第八章 その以上こそ天賦の才の表れ


1)アップルに期待していること



「アップルコンピューターを買う人というのはちょっと変わっていると思う。

買ってくれた人は、この世界のクリエイティブな側面を担う人なんだと思う。

仕事をしているだけでなく、世界を変えようとしている人々なんだ。

手に入る限りのツールを使い、世界を変えようとしている人なんだ。

そういう人のために僕らは製品を作っている。

常識にとらわれない発想をして、アップルの製品を

ずっと買い続けてくれている人々のためにいい仕事をしたい・・・

そう我々も考えているんだ。」





2)クレージーな人がいる

「クレージーな人たちがいる。

反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。

四角い穴に丸い杭を打ち込むように、

物事をまるで違う目で見る人たち。

彼らは規則を嫌う。

彼らは現状を肯定しない。

彼らの言葉に心を打たれる人がいる。

反対する人も、賞讃する人もけなす人もいる。

しかし、彼らを無視することはだれにもできない。

なぜなら、彼らは物事を変えたからだ。

彼らは人間を前進させた。

彼らはクレージーと言われるが、私たちは天才だと思う。

自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから」





3)ほしいものを把握する

「僕らは、まず、自分が欲しいものは何かを把握する。そして、同じものを多くの人も欲しがるかどうか、きちんと考える事がアップルは得意なのだと僕は思う。」

人の暮らしをよくできるもの、シンプルで使いやすくかしかも美しいもの


4)ipod

ipodが大きく成功を収めたのはiTunesミュージックストアという根源的なイノベーションを提供したからだ。

「ユーザーを追いかけても得られない」イノベーションだった。

アップルは提案をしたのだ。

5)iphone

美しい

触れる実感がある

他の電話に影響を与え、もっとよい電話を作り出す

単なる電話ではなく、プラットフォームである。その証拠に、数千ものサードバーティディベロッパーが暮らしを改善するさまざまな「アプリ」をつくっている。

6)ipad

「スマートフォンより大きくノートパソコンほど大きくないコンピューターがいい。電話はかけれれちゃだめだし、フル機能のコンピューター並みの機能を詰め込んでもいけない。マウスもなし、キーボードもなし。操作は指がいい」

アップルコンピューターの成功の裏には徹底した顧客目線というものがあったのだ、


「自分自身が欲しいもの」を開発する。


それを徹底して追求する。


その結果として、人々の支持を得る事ができる


顧客の声に耳を傾けるだけでは足りない、


顧客の身になって新しいものを提案することが必要だ。



【おまけ】

ラグビーワールドカップ

トンガ戦

結局 日本は敗れ去ってしまった。

その原因はなんであるのか。

最大の原因は

他の国より真剣さの上で、負けていたのではないか?

トンガとの試合に対しこれまで日本は最近何試合か連勝してきていた






しかし、ワールドカップはやはり違うのだ、

ラグビーをやっている選手

ラグビーが生活の中心にある国にとって、この大会の意味は大きいのだと思う。

でなければ、トンガが後半、要所要所で見せた頑張りは説明できない。

あと残り1戦カナダ戦

今はこの試合に集中しよう。絶対に勝って帰ろう 次につながる試合をしよう!!

2011年9月21日水曜日

スティーブジョブズ驚異のイノベーション 第七章

法則3 頭に活を入れる

第七章 考え方をシンクディファレント

人類史上有数の創造性をほこる時代が、イタリア フィレンツェで始まった。

そのきっかけを作ったのが「メディチ効果」と呼ばれる説である

メディチ家は建築家、科学者、彫刻家、詩人、画家など大きく異なる人々を引き合わせる努力を意識的にしていた。




イノベーターのDNA

1)連関力

異なったものを結びつける力

2)疑問力

「ノートブックとスマートフォンにはさまれたカテゴリーのデバイスがないのはなぜだ?

そういうものを作ったらどうなるか?」

3)実験力

何か新しいモノをつくるには、

みんなが囚われている成約の外側で考えなければいけない。

みんながそんなものだと思ている人工的な限界の外側で考えなきゃいけない


4)ネットワーク力

5)観察力



「前を見ても点と点を結ぶことはできません。

後ろを振り返らないと点と点は結べないのです。

だから、点はいつかつながると信じる必要があります。

自分の意地や運命、人生、業・・・・そういうものを信じる必要があるのです。

このやり方が間違ったと思ったことはありませんし、そのおかげで私の人生は大きく変わりました」


同じ刺激でも、人間は他の人間から受ける影響、インスピレーションが大きいのではないか?


自分の場合、話し相手によって、話す内容もアイデアも全く違うものになるような気がする。


刺激的な人との出会いを積極的に求めていく必要がある。





【おまけ】



人と違うように考えるという話で 土曜日のニッポン放送 千原ジュニアのRPMゴーゴーより

千原ジュニアが バラエティ番組で 問題を出す時に 「さてこの  ほにゃりららについてお考えください」

という台本があったとき  ジュニアは、「ほにゃらら」という誰かほかの人が使った言葉を使いたくないから、

何かほかに方法がないかと考え




その言葉は他の人が「え、何?と」食いついてしまう言葉ではなく 自然に聞き流してくれる言葉は何か

と考え いいとものコーナーで使ったのは  「たったららーん」 うまく自然にはまったらしい。

日頃から、人と違う発想をする努力をしているのだなと感心してしまった。

2011年9月20日火曜日

スティーブジョブズ驚異のイノベーション 第六章

法則3 頭に活を入れる

第六章 新しい体験を探し出す


想像力とはつなぐこととみつけたり

まず自分に一卵性双生児がいると考える。

そして、脳や素質がまったく同じこのふたりが、新しいベンチャーの立ち上げを任されたとしよう。




与えられた時間は一週間。

この一週間、あなたは自室に閉じこもり、ひとりでアイデアを考える。


対してあなたの一卵性双生児は、




①エンジニア、ミュージシャン、主夫、デザイナーなど10人に相談する。

②革新的なスタートアップ企業、3社の見学に行く

③「新登場」の製品、5種類をチェックする

④つくったプロトタイプを5人の人に見せる

⑤「これをトライしたらどうなるだろうか」と質問する。


このとき革新的なアイデアを出せる可能性はどちらが高いだろうか?



スティーブジョブズはなぜ他人と違う「見方」ができるのか

「他人と違う見方をするためには、過去に経験のないことをたくさん、


頭に詰め込むのが一番いい。

真新しい体験をすると認知オウロセスが過去のくちびから解放され、

頭は新しい判断をするしかなくなる。」



物理的にも、精神的にも、自分が快適だと感じる範囲から外に出れば


シナプスを活性化し、

仕事や人生を大きく変えるあたらしいアイデアを思いつく可能性が高くなる。

人間の体験に対する理解の幅が広がると、一般的な問題に画期的な方法で対処できるようになるものだ。



一人で考えるより、全く違う、環境や体験を組み合わせることが創造力につながるという話だ。


まったくその通りだと思う。


違う環境の人のアイデアを聞く機会を増やさないと。


ソシャルネットワークはそのための重要なツールになる。



【おまけ】

ラグビーワールドカップも3分の1の試合が消化された。

印象としては、

ニュージーランドの基本に忠実で、無理をしない華麗なプレーと



南アフリカの、フランカーがスタンドオフの代わりをするというアイデアを用いた革新的なラグビーに目を奪われた。

残念ながらジャパンは準備不足としか言いようがない。セレクション時点から考え直さないと。

2戦目のニュージーランド戦では、ベストメンバーを組まず 主力を3戦目4戦目に回すという方法に出たが、

はたしてこの選択が正しいか? 日本人のメンタリティーは明日のジョーではないが「真っ白になるまで戦うこと」ではないのか

守りに入ると弱いのが日本さて、残り二試合どうなるか? カナダもトンガも簡単に勝てるような相手ではない。

2011年9月17日土曜日

スティーブジョブズ驚異のイノベーション 第五章

法則2 宇宙に衝撃を与える

第五章 ビジョンをシンクディファレント

1)人を月に送る

ジョンFケネディ大統領は1961年5月25日 上下両院合同本会議でこう宣言した。

『人を月面に降ろした後、地球まで安全に連れ戻すとう

目標を今後10年間で達成すべく、

全力で努力するべきと私は考えています。

これほど、人類に感動を与える宇宙計画はほかにはありません』



このとき、どうすれば月面着陸ができるのか?それどころか可能であるのかさえ、わかっている人はいなかった。

にもかかわらず、ケネディは具体的に10年間という期限まで設けて宣言したのである。

人は、壮大、大胆なビジョンでやる気になる。


「月に人を送り込むというのは、人の可能性をぎりぎりまで追求しようという意欲を人々に持たせることだ。難しい問題は、いつか、そういう形で解決される。夢を見よう。子供に夢を見させよう。」


ひとはかけられた期待が大きいほどよい成果を上げる傾向がある。
これをピギマリオン効果という

奉じるべきはビジョン。 ミッションではない






2)魅力的なビジョン 共通する三つの特徴

1具体的

2簡潔

3徹底的


「具体例」

アップル「普通の人にコンピューターを届ける」

グーグル「1クリックで世界の情報にアクセス可能にすうる」

クアウドコンピューティングのパイオニア マクベニオフ 「ソフトウェアの終焉」

ケネディ 「10年以内に人を月面に立たせ、安全に地球まで連れ戻す」

コールドストーン 「究極のアイスクリーム体験として世界にその名をとそろかせる」

エーデルバーグ 「子供たちに優れた公立小学校を与えなければならない」


「いつでも自分と自分のビジョンを信じること。まわりんがどう思うと気にするな」

「重要なポストにリクルートするときは力量が問題になる。

優秀じゃなきゃいけないんだ。

でも、僕にとって一番大事なのは、その人物がアップルを愛してくれるかどうかだ。

アップルを愛してくれれば、ほかはどうにでもなるかえらね 」


1)毎朝元気におきられるようなビジョンをつくろう

2)ビジョンが 具体的、簡潔、徹底的かどうかチェックしよう

3)ロードマップを示してくれるのはビジョンだ


リーダーの必要性、偉大さを感じさせるエピソードとして、ケネディのリダーシップは輝いている。


確かにすごい話だ。これこそがリーダーなのだ。


今この閉塞感のある世の中でもリーダーは求められている。


ケネディならどんなビジョンを示してくれるのか?



【おまけ】

ラグビーワールドカップ

日本代表、優勝候補のニュージーランドに対し

大差で敗北、

力の差をまざまざと見せつけらた。

日本ラグビーの復活の日はまた遠のいた感がある。




それにしてもハードな大会だ。

フランス戦から中5日でニュージーランドと戦わなければならなかった。

条件は同じだが、体格に劣る日本代表の疲労はかなりきているなという感じだった。

残り2試合、カーワンジャパンの本当の強さを見せてほしい。

こんなもんじゃないはずだ。