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2013年4月30日火曜日

プロフェッショナルマネジャー  まとめ

プロフェッショナルマネージャー

⇒ユニクロの柳井さんが推薦しているだけあって

実践的で濃い内容でした




経営学の学者と違い実践から得た知識を中心に教訓が紡ぎだされており

何と言っても

最初の章で

経営理論を否定することからはじまるのが斬新

⇒非常に共感できる、あまりにも企業の置かれた状況は多種多様な上に常に変化しているので

理論がそのまま通用することは少ない

⇒理論というのは、頭の片隅に置いておき、応用可能な場面で使うことが大事ということだと思う



その著者が実践から得た教訓を自分なりにまとめてみると次の3つに要約できると思う


① 目標を設定しそこからやるべきことを考える

   ⇒効果がでるまで次々と手を繰り出す

   ⇒成功するまで   撤退は速やかに


② 情報を正確に把握し、その正確な情報のうえで、組織が機能的に動けるように

  組織を変革する⇒監査役など客観的に業績を判断する人が健全に機能すること

  数字の把握も重要


③リーダーシップは大切 実践でしか身に着けることが出来ない


当たり前のことのようだが

当たり前の事をすることが難しく

組織を当たり前の方向に持っていくのがリーダーの仕事だということだと思う



プロフェッショナルマネージャーは今日で終了

次回からは

⇒経営は何をすべきか? ゲイリーハメル著






【おまけ】

番組改編で、4月からオールナイトニッポンゴールド(10-12時)に千原ジュニアが

昨日早速聞いてみた

なかなか面白い

関西では、ラジオは一人ではやらずに必ず2~3人が会話をしながらという形らしいが

ジュニアさんも大分、東京流の一人しゃべりに熟練してきたようだった。

その中で

動物園での調教師の話しがでていて

調教師はたまにとんでもない面白い写真を撮っているということで

イルカの調教師は

(水族館)



そこで曲芸をするイルカ信じられない写真を撮ったらしい

その水族館ではイルカが空中でボールを口で投げ

同時にジャンプしたもう一匹のイルカがそれをキャッチするという芸が売り物

その芸をするイルカがなんと

ボールを壁にぶつけて一人で練習する姿の写真を偶然、調教師が撮影したらしい

それにしても

イルカですら自分の仕事のために練習するとは

頭がさがる。自分も見習わないと

仕事のやりがいは人間だけでなくてもあるようだ。





2013年4月26日金曜日

プロフェッショナルマネジャー これが「プロフェッショナルマネージャーの仕事術」柳井正⑦

後継ぎ育成法

「社内FC制度」が究極の形だ




ジェニーン氏が言うように

⇒日本でも株式公開した途端に成長力に陰りが生じる会社もある

⇒それは経営者の責任だ

経営トップがその地位に安住し、社員が喜んで働くような目標も処遇も報酬も与えないからだ


僕はスーパースター店長制度をつくり

⇒成果主義に基づく報酬体系に変えた




今は第二弾として

⇒社員フランチャイズの制度化をすすめている

本部と店舗が対等の関係を築くための究極の形だと考えている


これからは「個人稼業」の時代に入っていくと思う


社員が喜んで働く

  ・目標

  ・処遇

  ・報酬

  ・将来ビジョン

を永続的に与え続けることほど難しいことはない。

ディズニーランドやスターバックスのように職場自体
がブランド価値
ステータス価値を持つことが出来れば

理想的だが・・・

今後、サラリーマンも個人事業主と変わらなくなっていくとすれば

・この会社で何が学べるのか

・5年後どうなるのか

など、中長期的なビジョンをあたえることも重要になってくる



【おまけ】

会社の前の道路に車を停めるスペースがあったのだが

今月になり

歩道をつくる工事がはじまった。

ああいう工事は誰が決めているのだろう?







2013年4月25日木曜日

プロフェッショナルマネジャー これが「プロフェッショナルマネージャーの仕事術」柳井正⑥

数字把握力   データの背後にあるものを読み解け




数字を見続け、読み解くことは

⇒ひどく退屈な作業であるが

僕は経営者が絶対にやらなければならないことだと思う


数字は経営者自身がチェックしなければ

⇒その背後にある意味を決して理解できない


「数字が大切」という言葉はもう何度も聞いた話だ

数字の管理というと

売上の管理が多いと思うが

自分の場合 キャッシュフローの管理の方が

誤魔化しが効かずより有効だと思う

つまり、資金繰り表の数字を管理する方がよいのではなだろうか?



【おまけ】

今日は珍しく

東京の府中まで行ってきた。

マクドナルドの窓から大木がみえた

昔この辺は森だったのかと思いきや

案内板を読むと



徳川家康が江戸に入った際に植樹したらしい

良く考えてみれば

神社までまっすぐに並木道が伸びている

400年もたつとこんなに木は大きくなるのかと感心してしまった


2013年4月24日水曜日

プロフェッショナルマネジャー これが「プロフェッショナルマネージャーの仕事術」柳井正

部下指導法 「オレオレ社員」の台頭を許すな



「現役のビジネスエグゼクティブを侵す最悪の病は

⇒一般の推測と異なり アルコール依存ではなく

⇒エゴチズムである」


エゴチズムの真の害悪は

・抑制されない個人的虚栄心が高進すると

⇒その人自身がエゴチズムの餌食となってしまう

・部下のPRマンが彼のためにこしらえた賛辞を信じ込むようになる

⇒他人の関心への感受性を失ってしまう

⇒常識の客観性も失われる

⇒意思決定の過程を脅かす厄介者となる





人間の問題として

本人が正しいと思っていても

客観的に問題がある場合があるということだと思う

それを予防したり

改善したりする方法は本書には書かれていなかったが

⇒問題点を早い段階で把握する必要がある




【おまけ】

すっかり花粉症のシーズンが終わったようだ。

のど元過ぎれば熱さ忘れるで

来年2月までは自分が花粉症だったことも忘れてしまう

2013年4月23日火曜日

プロフェッショナルマネジャー これが「プロフェッショナルマネージャーの仕事術」柳井正④

意思決定

⇒ロジカンルシンキングの限界を知れ


MBAとして学んだケーススタディ通りやっても

⇒経営には失敗するだろう

経営に対する考え方や方法論を学ぶことは重要だが

⇒実際の経営とケーススタディでは、与えられた条件が違うからだ。



MBAはマネージャーの入口に他の人より早く立てるかもしれない資格でしかないと思う



ロジカルシンキングの限界、

これがこの本の一つの大きなテーマ

なぜ経営がセオリー通りにいかないか?

自分が思うに

・スタディとして与えられている条件と

現実の問題ではその条件の量が違う


・刻々と変化する状況そのものが、分析すべき重要な情報を含んでいる


・ロジカルシンキングは左脳だけの領域で左脳ではあまり大きな情報を処理できない

多少オカルト的だが

熟練した経営者のカンは大量の情報を処理した右脳から導き出されているように思う

論理だけにたよることは危険なことだと思う




【おまけ】

昨日は下の子の2歳の誕生日

あっというまという感じだ