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2012年11月30日金曜日

リクルートのDNA  第六章 情報誌の領域を広げる戦略 旅行情報誌と中古車情報誌

海外旅行情報誌⇒「エービーロード」


大小数早くのパッケージツアーを掲載 地域、期間、価格で検索





中古車情報誌⇒「カーセンサー」

車種、モデル、走行距離、価格帯などで検索

⇒リークルートが得意とするインデックスを付けた




早期に軌道に



同じパターンのビジネスモデルがどんどん広がる

それもまだだれもやったことがない

最高の成功パターン

先んずれば人を制す



【おまけ】

「ごまだし」という

ごはんのおかずが目茶苦茶うまい

どういうわけだ????

ゴマの風味と煮干しのだしなのだが

脳みそにガツンとくる




オイシックスという通販会社から購入したのだが

今までにない衝撃

是非お試しください

大分県の小さな会社が製造しています

http://oita-umaimono.com/tokiwa/1.1/762/

2012年11月29日木曜日

リクルートのDNA  第六章 情報誌の領域を広げる戦略 アルバイトニュース

他社が手掛けていない仕事をすること


⇒リクルートのモットー



しかし先行他社がいる初の仕事


⇒それがアルバイト情報


私は気が進まなかった



『an』という会社が先行会社だった


対抗策として『フロムエー』を発行することにした

アタックリスト⇒『an』に掲載されている起業


プラスαとして新規開拓

販売ポントはリクルートの方が10倍近くあった

広告料は3倍だが費用対効果ではリクルートが勝っていた


就職情報誌も学生援護会は出版し

『B-ing』 『とらばーゆ』

ライバルの出現で就職情報誌も伸びた


⇒同じ領域の情報誌はやはり1位が圧倒的に有利なことを再認識した


ライバルは必要不可欠

ライバルがいるから努力する

努力するから進化する

進化するから変化に対応できる

変化に対応できるから存続できる

ライバルは大切だ


【おまけ】


昨日は、朝から

小泉進次郎議員の選挙事務所で手伝い

初めて選挙の手伝いをしてみた

作業の内容は

秘書の方の運転手

秘書の方が支援者廻りをするのを手伝った



思った以上に選挙活動というのは地味な仕事だ。

しかし、進次郎議員は別格としても

当落線上にある議員の事務所なら勝敗がかかっているので

地味な仕事でも十分に面白いのではと思った。


2012年11月28日水曜日

リクルートのDNA  第六章 情報誌の領域を広げる戦略 コンビニに進出

住宅情報誌事業はリクルートのドル箱

⇒敗れれば大きなダメージを


「読売住宅案内」にない強み

  ・直販部隊 書店、キヨスク、地下鉄互助会、駅の新聞スタンド




⇒ここにコンビニを加えることを思いついた

コンビニは書店よりはるかに数が多く


⇒部数は大きく伸びた



 ・広告も直販  読売は電通ほかの広告代理店

 

結果売り場のポイントで10倍の開きができた

コンビニではその他の雑誌も置いてもらえるようになった


価格の違いを発行部数で

記事を載せる会社も多くの人の目に留まるなら

高くても納得できる

直接、自分達の足で稼ぐことが大切だという教訓


【おまけ】

昨日は宅建協会の青年部の企画で

リクルート、ホームズ、他の住宅関連のポータルサイトを運営している

会社から直接人を呼んで話を聞いた


概略としては




①自分の会社に合うホームページを作成する


②正確な情報で信頼を得る

  ・更新、記事の内容が頻繁にされるよう

  徹底的に使い込む


③ホームページへ誘導する努力

  ・広告やその他の媒体で

④検索サイト対策

 上位で表示されるための努力をする



プラスして、きれいな画像を使う必要がある

⇒文字よりイメージ、画像の方が効果的


SNS(フェイスブック)等々は長期的なブランドを構築する際には有効
すぐ効果が出るわけではない

☆お客様につぶやいてもらうのは効果的


という内容だった

これからは画像の綺麗さ、そして毎日努力すること更新することが他社に勝つためには必要との話
  

2012年11月27日火曜日

リクルートのDNA  第六章 情報誌の領域を広げる戦略 『読売住宅案内』

同業者の出現は歓迎だが


「二位になることは我々の死」をポリシーにしてきた。


他者の進出に初めて危機感を抱いたのは


⇒読売新聞社の住宅情報誌への進出だった


デモ版をみて驚いた

⇒なんと「住宅情報」と同じ原稿で印刷されていた




⇒しかし版権は広告主にあるから文句はいえない

「読売住宅案内」の広告料はリクルートの3割安


「リクルートは儲けすぎ」と思われていると理解した


社内は緊張した


「価格を3割下げて同一料金で勝負したい」

「掲載料金の値下げとテレビCMの強化」

という意見が多い中で


私は

「ドラッカーは『脅威と感じるほどの事態の中に、隠された発展の機会がある』

と言っている』

我々は値下げでなくやり方を変えることで活路を見出そう」




業界の発展のためには数社のライバルが必ず必要

しかし、その脅威にどう対応するかで

その会社の真価が問われる

決して安易な解決を選択してはいけない



【おまけ】

小沢一郎さんの主導で

第三極 Bチームでの合流が始まっているとの話し

小沢さんは転んでもただでは起きない



何かやってくれるのか?

これからの動きが楽しみ!!

2012年11月26日月曜日

リクルートのDNA  第六章 情報誌の領域を広げる戦略 『住宅情報』と黒柳徹子さん

昭和48年

第一次オイルショックで求人情報誌の売上減少



⇒そこで昭和51年 『住宅情報』創刊


レポーターが現地取材

⇒自主審査の導入により正確な情報掲載に勤めた


テレビCMを打つことに⇒キャラクターは黒柳徹子さん

⇒知的なイメージ 1分間に600字のスピード




10年間契約は継続した


新入社員歓迎の社員総会でも講演をしていただいた

講演開始15分ほど前にこられ

舞台の袖で聴衆の反応を聞き、アドリブを交え

教訓的内容にもかかわらず笑いを採り入れ

拍手万雷だった


10年間も黒柳さんがCMキャラクターをしていたとは驚き

しかし優秀な人はいるものだ






【おまけ】

高校ラグビー神奈川予選終了

毎回の事だが桐蔭学園が優勝

しかし、今年は慶応に苦しめられた


圧倒的に接点に強い桐蔭に対し

慶応は中盤からキックを多用し

極力敵陣で戦う事を選択




そして自陣でも、すばやいタックルで

相手の得意の攻撃を封じ

あとワントライで逆転というところまで追いつめた

試合内容はむしろ慶応高校の方が上だったと思う

しかし、大会通じて思ったのだが

やはり先制点を取った方が圧倒的に有利な展開になる

最初、5分10分のスタートの重要性を思い知らされた


さて桐蔭は全国大会ではどんな戦いを見せてくれるのか

一皮むけないと苦しい戦いが予想される!!

2012年11月22日木曜日

リクルートのDNA  第六章 情報誌の領域を広げる戦略 雑誌の新販売ルートを開拓

「リクルートブック」は


不況になると⇒売り上げが鈍化


そこで

次々と新ジャンルの雑誌を創刊

・「住宅情報」

・「エイビーロード」

・「カーセンサー」




など


「広告だけの本」は取次店では扱ってもらえない

⇒フットワークを生かして直接書店へ交渉

売上金額はすべて書店に差し上げるという方法に


書店にとっても悪い話でなかったので⇒一番いい場所に置いてもらえた


書店以外の販路

・キヨスク⇒最初は断られたが努力が実を結んだ

・駅の外や地下鉄の出口⇒板売り


就職情報はやがて週刊に

それでも分厚すぎて、男性誌と女性誌(トラバーユ)に分けた


ビジネスの基本構造は変化させず

⇒広告を載せた無料もしくは低価格の本というコンセプト

新しい雑誌を次々と発行して成功していく


基本パターンを変えずに売り上げが伸びていく最高の形

得意分野からは離れない




【おまけ】

本当に経済というのはよくわからないもので

まだ総理にもなっていない安倍総裁の一言で

円安そして株高に

とてもいい傾向



この傾向はこのまま続くのか?

続いてもらえると日本経済にとって好ましい

となると安倍総理誕生か?


2012年11月21日水曜日

リクルートのDNA  第五章 生き生きと働く風土 早期退職社員の卒業式

リクルートでは社員が退社すること

⇒「卒業」と呼ぶ


「卒業式」は⇒会費制で行われ100人程度が参加する

入社式より盛大になる場合も




50歳前後でやめる人がほとんど


60歳の定年までいるのは専門職の人間のごく一部だけ


制度

・早期退職者割増金制度

・社員持ち株会制度

・フレックス制度


早期退職を支援する制度は、若くして⇒自ら起業する社員を育てる土壌のひとつとなっている



経営者を育てる教育だけでなく

その育った人材を社会に送り出すシステムを持っている

このこともリクルートの強み

同じ会社で頑張ってもらうより

新しいところで頑張ってもらってネットワークを築く方が会社にとっても大きなメリットがあるのだろう

「お金をもらうために就職するのではなく、実力を身に着けるために就職する」

こういう新しい考え方をいち早く取り入れているところが現在でもリクルートを活性化している一つの要因となっているに違いない





【おまけ】

新しく中国共産党の最高指導者となった習近平氏

子供の頃から相当苦労したようだ

父親が批判された文化大革命を13歳のときに自ら批判し逮捕されたという




やはり、苦労が人を育てるのか?

そういう人が上に立つ中国という国はあなどれない!!