第十二章 資産その4 あなた自身のネットワーク力
1)ネットワークそのものに価値がある
金持ち父さんは言った「世界で最も金持ちな人たちはネットワークを作る。そのほかの人たちは仕事を探す。」
力は製品自体にあるのではない。力があるのはネットワークだ。金持ちになるための一番いい戦略は、強力で持続性があり、どんどん成長するネットワークを構築する方法を見つけることだ。
ネットワークマーケティングは自分のネットワークを築くチャンスを提供している。
2)メトカーフの法則
ネットワークの経済的価値は利用者の数の事情に比例するという法則
例えば、電話やFaxの利用価値がその利用者の数に応じて幾何級数的に増加するということ
3)ビジネス世界へのネットワークの進出
産業時代の典型的なビジネスモデル
「帝国」と同じで、高度に中央集権的な本質を維持し続ける中央政府に統治されていた
4)フランチャイズ
1950年代に新しいタイプのビジネスが出現した それが・・・フランチャイズだ
フランチャイズはネットワークそのものだ
中心となる一つのオフィスがすべてをコントロールするのではなくネットワークをつかって全体をつなぐビジネス
しかしフランチャイズは過渡期に過ぎなかった
4)ネットワークがフランチャイズから個人へ
次のステップは1960年代に始まり、70年代80年代に本格的に成長を始めた
これは「個人」を基にした「個人的ネットワーク」をもとにつくられた。
フランチャイズはネットワークを所有することはない 所有するのは本部だ
それに対し「個人的ネットワーク」のネットワークを所有するのは個人そのものだ
自分と同じような人を見つけて自分の「複製」を作る。つまりパートナーを作ることでネットワークを大きくする必要がある。
これはてこの原理が働く。
5)目に見えないものが情報化時代のビジネスモデルだ
製品を売ることがこのネットワークビジネスの本質ではない。多くの人は気が付いていない。
本当に大事なのはネットワークそのものだ。
この章の指摘は面白い、ここまで我慢して読んできてよかったと思う内容だ。
自分の「複製」をつくる。それが増えれば、てこの原理をつかってものすごい勢いでその価値が増大する。
まさに今、現在ネット上で展開されているソーシャルネットワークそのものではないか。
その中で、自分と同じように考え行動する人間が増加することでものすごい勢いで価値が増大するということだ
ツイッターしかり
フェイスブックしかり
グーグルもそうかもしれない
人々が電話を使って、使う人が増えることにより、電話の価値が増大したように、
ソーシャルネットワークも最終的にはそんな社会インフラとなれは、大きな価値を持つ。
今はまさに過渡期なのだ。
自分自身の仕事としては。自分らしい家をこだわりをもって作る人の輪を広げることが大きな価値になるのではないか。
まだまだ考えなければいけない。
【おまけ】
野田財務大臣が、新しい総理に決定した。
最初は、大丈夫なのかと思っていた。 前原氏か海江田氏で決まるのではと思っていた。
しかし、演説を聞いてみると。演説がうまいことももちろんだが、心の底からしゃべっているように感じる。
まだまだ実際の仕事が始まってみないと何とも言えないが。
野田氏に決まってよかったのではと思っている。
ここは新総理を中心に、日本にとって本当に必要な仕事を確実に実行してほしい。
大いに期待しています。
「どういうネットワークを作るのか」
返信削除それが定まらないと、ネットワークも「仕事の道具」にならず、「暇つぶしのおもちゃ」になってしまう。と感じました。
続きが楽しみです!