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2016年2月26日金曜日
大前研一のケーススタディ もしもあなたが「JCBの社長」だったらどうするか?
あなたがJCBの社長ならば
世界的にクレジットカードの需要が拡大している
中
どのような戦略でグローバル化と拡大を目指すか?
#世界市場から見る
JCBの問題点とは何でしょうか
いわゆるガラパゴス化
日本市場に特化してきたため
グローバルというよりドメスティックなイメージになっている
#JCBがグローバル化を
進めるためにとるべき方針とはなんでしょうか?
アメリカのクレジットカード会社を
M&Aにより傘下へ
ブランド力強化と
世界戦略でのノウハウを吸収する
もちろん
日本市場の足固めは必要
大前研一はこう考える
現状分析
・JCBは現在
他の国際ブランドと比較して
カードの会員や取り扱いが非常に
国内利用に偏っている
・国際ブランドでありながらカード加盟店事業も行っているため
ブランドパートナーと競合してしまっている
2013年に決済額が米国ブランドを抜いた
中国の優良カード会社との関係をどう構築して
グローバル化を図るかが大きな課題
日本発で唯一の「国際ブランド」クレジットカードJCB
#カード事業や加盟店事業など幅広く展開するJCB
#国際ブランドは「専業型」と「兼業型」
VISAやMASTERは専業
JCB、アメリカンエクスプレスなどは兼業
#JCBのグローバル化
国際ブランドのグローバル化とは
基本的には海外の金融機関やカード会社などの
ブランドパートナーを獲得・拡大し
国際ブランドではその使用範囲を広げていくこと
カード発行会社では海外カードの会員を自ら獲得しなければなりません
#概ね右肩上がりできた業績推移
#実態は国内中心の需要のみ遅れるグローバル化
#国際ブランドの中では極めて小規模
JCBカードの発行枚数⇒約9000万枚
中国の銀聯カード ⇒約50億枚
VISA⇒約29億枚
MASTER⇒約14億枚
問題点
兼業型国際ブランドゆえの試練と課題
#避けられないブランドパートナーとの競合
#兼業型国際ブランドどうしの相互協力によるグローバル化
・銀聯カードの加盟店業務をJCBが請け負う問う形で
幅広い提携が両社の間でできないか検討を始めたところ
#求められる相反性の克服とグローバル化
「国際ブランド事業」
「カード発行・加盟店事業」
という相反性のある業務を
すべてワンセットで行う労働集約型の産業に追い込まれている
戦略案
中国樹生の取り込みとニーズを合わせた拡充がカギ
#米国を抜き世界一のカード決済国となった中国
今後のカギは中国需要
#中国人会員の獲得にターゲットを絞ったグローバル化
・現状路線を継続 中国市場を軸としたパートナーを増やし
国際ブランドとしてグローバル化をはかる
・カード事業そのものの拡充
中国人向け会員サービスの拡充として
ポイント還元や特典等の拡充を図る
・加盟店事業のグローバル化
銀聯カード加盟店事業との相互開放
・支払い方の多様化
デビットカード、プリペイドカードなど
銀聯という中国のカード会社が
中国経済の伸び
生活スタイルの変化により
大きく成長している
この銀聯と協力関係をどう築くか
とう解決策
他の商品と違い
一度普及してしまうと
それ以上の成長は難しい
そのために
M&Aでなく協力関係を築くという解決策
【おまけ】
アメリカの大統領選挙に異変が
アメリカは人口も増えていて
その構造もピラミッド型に近い
それなのに
日本と同じように
というよりはるかに深刻に経済格差が広がっている
その影響が大統領選挙に
これだけ大きな変化がおきているとは
トランプ候補も
サンダース議員も
本当に大丈夫なのか?
不安が残る
それより世界中で広がるこの閉塞感は一体何なんだ
【2016/11月までに80台をだす】
左手中心にバックスイング
右手中心にフォロースイング
しっかりためを作る
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