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2013年1月11日金曜日

JAL再建の真実 第一章 隠れ破綻 騙し討ち増資

バブル崩壊後の経済低迷が長引く中で


⇒日本エアシステムと経営統合⇒規模拡大


しかし、それまでの放漫経営のつけが


⇒多額の営業赤字

200年以降の6年間 巨額の赤字と黒字を一年毎

さらにお家騒動が顧客離れを

⇒取締役4人が社長の退任を要求

兼子氏から社長の座を引き継いだ新町氏はわずか2年で退任

その新町氏に代わって社長に就任したのは⇒財務畑の西松氏であった




「株主に不快な思いをさせて申し訳ない。迂闊だった」

社長就任からわずか1か月後

「公募増資」の実施を発表


集中放火に対する謝罪だった




⇒資金繰りが厳しいのであれば

取りうる選択肢は⇒「銀行からの借り入れ」

ところがJALは幅広く一般投資家にリスク負担を求める公募増資を実施

しかも発行済み株式の35%にあたる7億株

実施した社長が財務畑だっただけに⇒なおさら許しがたかった


⇒市場では売りが殺到⇒年初来安値を更新⇒結局1400億円程度しか調達できなかった



もはやこの時点で実質破たんしている

つまり、商業道徳の枠を大きく外れ

ひたすら、生き残りだけを考えてなりふりかまわず資金繰りに、走り始めていたということだ

こういう新聞記事も読む人が読めばこんなにも

言葉は悪いがこんなに面白い内容が含まれているとは?


本来であればもっと早い段階で手を打つべきであったのだろうが

それが出来なくなり、ひたすら常識とははずれた方向に向かってしまう。





【おまけ】


昨日の報道ステーション

中山雅史選手(元ジュビロ コンサドーレ)

が引退発表後も

現役復帰をめざしひたすら毎日厳しいリハビリを行っているという内容



中山といえば

自分と同じ世代 45歳

その中でも、サッカーの世界で大成功をおさめ

国民的人気の高い中山も

この45歳という時期に差し掛かり

人生の迷いの世界に入っている

決して他人事ではない

スポーツ選手でなくても

自分とは何なのだろう⇒本当にこのまま人生を過ごしていいのだろうか?

と考えてしまう時期

いままで勢いだけでやってこれた世代だけに悩みは大きい


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