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2013年1月24日木曜日

JAL再建の真実 第二章 最後の社長 西松遥の闘い  深夜の緊急発表

JALは07年3月


5月に大型社債の期限前買い入れや償還が予定されていた



・政府は7月に参院選を控えていた


・メガバンクも不良債権の苦しみを避けたいと思っていた


三者の思惑が一致




⇒人件費の圧縮を条件に⇒銀行団が総額595億円の追加融資を行うことを内定した



この春の緊急融資の情報開示

3月29日の深夜になって

⇒ある経済誌がホームページで次号の告知を行った

「主力行がJAL向け債権を破たん懸念先に落とし始めており

再建が困難になっている」という内容



そのためJALは深夜に異例の発表

「595億円の融資契約を締結した事実を開示せざるを得なくなった」

JALはこの融資でかろうじて命脈をたもつことになった

しかし、投資家、顧客の信頼を回復することは不可能だった


まさに先送り

今さえしのげれば

もっと早く

手を付けていれば

後で後悔しても手遅れ

ごまかしは結局時間稼ぎでしかなく

傷口をひろげるだけ


【おまけ】


月曜日の深夜11時からNHKで

「スーパープレゼンテーション」という番組をやっていて

これが結構面白い

いろんな人 アメリカの人が

出てきて自分の考えをプレゼンする

日本でも最近 大企業を中心にプレゼンの技術が高い人が増えてきたが

アメリカはこの分野では一歩先を言っている




その中で
今週の放送は非常に面白かったので紹介します

内容は アプリを開発して行政の仕事を助けるというアイデア

・雪に埋もれた消火栓、詰まった排水溝を管理してくれる人を探し、

管理してくれた人はその消火栓や排水溝の里親となって自分の好きな名前がつけられるというもの

簡単なアプリだがかなり効果的で市民の行政サービスへの参加を促すことになった


その他にも 気が付いたことを位置情報と写真と一緒に掲示版に報告するシステムなど


このことによっていろんなメリットが見えてきた



・行政サービスを安く早くきめ細かくできる

・市民が行政サービスの受け手から参加者になることで 

市民としての意識が変化する

なるほどこれならお金をかけずに、世の中をよくすることができる

これからの発展が楽しみだ

http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/130121.html

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