先日、平安閣で宅建境界の
新春講演会
講師は長谷川幸洋さん 1953年生まれ 慶応義塾大学 から中日新聞
現在はTVタックル、朝まで生テレビなどで辛口の評論で活躍
なかなか、まとまった話でしたので要約をお知らせします
内容は「安倍政権はどのような方向に向かっていくのか?」
長谷川氏は安倍総理とは食事をするほどの仲
1)実は安倍政権は2006年の第一次安倍政権に戻りつつある
・みんなの党では渡辺さん、江口さんが活躍
・日本維新の党 の橋下氏を政治家として担ぎ上げたのは
2006年当時安倍政権のブレーンだった堺屋太一氏
2)なぜ2006年の安倍政権はつぶれたか
結論からいえば、「力量がないのにもかかわらず霞が関とぶつかった」こと
・道路財源の一般財源化 正しい方向だが、既得権益の壁が高すぎた
・公務員改革もとん挫
・決定的なのは消えた年金問題 官僚の自爆テロ
3)今回はどうなのか
まず人事に関しては
・各世代に配慮した内閣人事
・各省庁のパワーバランスに配慮した 官邸人事
文句がでないように配慮した
何でそうなのか?
結論⇒今回も力がないことを安倍総理は自覚している
・党首選挙では地方で石破氏に敗れている
・参議院は過半数に足りない
・国民の支持はつよくない 選挙の投票率 自民党の比例での投票でもわかる
4)弱い基盤でできることから始める
大仕事
・憲法改正
・TPPへの参加 できない
⇒そこでできることは
・デフレ脱却景気対策
・日米関係修復
5)景気対策3本の柱
①金融緩和
②積極財政(公共事業)
③成長戦略
①+②は効果的
学者や新聞が効果がないというのは
日銀 財務省に弱みを握られているから
③に関しては 未知数
ターゲティングポイントは効果がない
公正な競争環境を整えるべき⇒スポーツがいい例
6)今後の政局
・民主党⇒流れ解散
・みんなの党⇒ガバナンスに問題 内部がまとまるか?
・日本維新の会⇒橋下氏はもう別れたいしかし参院選までは間に合わない
・みらいの党⇒おわり
・公明党⇒憲法改正に関して、慎重な議論が必要と考えている⇒大切な存在
結論として自民党は参院選に勝てる
⇒強い政治基盤を築いて
⇒憲法改正 TPP参加へ
7)株、為替
日経平均は1万5千円
ドル円レートは100円まで行ってもおかしくない
よくまとまった面白い話だとおもった
今の安倍政権の勢いがあれば
自民党勝利⇒憲法改正も現実味をおびてくる
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