このブログを検索

2013年1月23日水曜日

宅建協会 新春講演会 長谷川幸洋氏

先日、平安閣で宅建境界の

新春講演会


講師は長谷川幸洋さん 1953年生まれ 慶応義塾大学 から中日新聞

現在はTVタックル、朝まで生テレビなどで辛口の評論で活躍




なかなか、まとまった話でしたので要約をお知らせします


内容は「安倍政権はどのような方向に向かっていくのか?」


長谷川氏は安倍総理とは食事をするほどの仲


1)実は安倍政権は2006年の第一次安倍政権に戻りつつある

・みんなの党では渡辺さん、江口さんが活躍

・日本維新の党 の橋下氏を政治家として担ぎ上げたのは
2006年当時安倍政権のブレーンだった堺屋太一氏



2)なぜ2006年の安倍政権はつぶれたか

結論からいえば、「力量がないのにもかかわらず霞が関とぶつかった」こと

・道路財源の一般財源化 正しい方向だが、既得権益の壁が高すぎた

・公務員改革もとん挫

・決定的なのは消えた年金問題  官僚の自爆テロ


3)今回はどうなのか

まず人事に関しては

・各世代に配慮した内閣人事

・各省庁のパワーバランスに配慮した 官邸人事

文句がでないように配慮した

何でそうなのか?

結論⇒今回も力がないことを安倍総理は自覚している

・党首選挙では地方で石破氏に敗れている
・参議院は過半数に足りない
・国民の支持はつよくない  選挙の投票率 自民党の比例での投票でもわかる


4)弱い基盤でできることから始める

大仕事

   ・憲法改正

   ・TPPへの参加 できない


⇒そこでできることは


  ・デフレ脱却景気対策

  ・日米関係修復


5)景気対策3本の柱

①金融緩和


②積極財政(公共事業)


③成長戦略



①+②は効果的

学者や新聞が効果がないというのは
日銀 財務省に弱みを握られているから


③に関しては 未知数

ターゲティングポイントは効果がない

公正な競争環境を整えるべき⇒スポーツがいい例


6)今後の政局

・民主党⇒流れ解散

・みんなの党⇒ガバナンスに問題 内部がまとまるか?

・日本維新の会⇒橋下氏はもう別れたいしかし参院選までは間に合わない

・みらいの党⇒おわり

・公明党⇒憲法改正に関して、慎重な議論が必要と考えている⇒大切な存在


結論として自民党は参院選に勝てる

⇒強い政治基盤を築いて

⇒憲法改正 TPP参加へ





7)株、為替

日経平均は1万5千円

ドル円レートは100円まで行ってもおかしくない


よくまとまった面白い話だとおもった

今の安倍政権の勢いがあれば

自民党勝利⇒憲法改正も現実味をおびてくる




0 件のコメント:

コメントを投稿