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2014年3月26日水曜日

経営戦略 全史 第4章 ケイパビリティ派の群雄割拠 キャノンとホンダ


キャノンとホンダ

無鉄砲な日本企業たちの躍進



絶対王者ゼロックスに挑んだキャノン




・1970年キャノン 普通紙複写機発売

・ゼロックスの主要顧客である大企業を避け中企業に注力

・さらに小、零細企業へ

・600にも上る特許、従量課金型のレンタル方式

⇒ポジショニング派からすれば

「儲かりうる市場だが」「儲かる位置取りができない」

つまり無謀な戦い⇒暴挙

しかし実現した

「ケイパビリティがポジショニングを決めた」




ビック3に挑んだホンダ




・1953年バイクでアメリカ市場に

・1963年自動車製造に乗り出し、1970年アメリカ本土への販売開始

・マスキー法(5年以内の排ガス中の有毒成分を10分の1にする)を逆手に取る

⇒ビックが「不可能だ」と叫ぶなか、本田宗一郎はチャンスと考えた

⇒さらにオイルショックが追い風に


1976年フォードに提携の打診を受けたホンダは

現地工場を視察⇒生産思想や方式の古さを感じ⇒勝てると確信

⇒規模、経験曲線という既存の壁を見事突き破る


理屈の上に戦略を立てて

そこで初めて投資をして成功する

という経営学の基本的な考え方を日本企業がぶっ壊す

なんと豪快でかつ痛快な話か?

結局

情熱ややりがい

高い目標

強い意思

などが

理屈を超えてしまうときもある

また

スマートな市場調査より

現場から湧き上がってくる情報に今日この場で対応することの

合理性もあるのでは?


【おまけ】

そろそろ桜が開花

今、うちでは

盆栽で桜の木を栽培しているので

家の中の桜ももう少しで開花予定






【WKコンペに勝利するために】

昨日は葉山のパブリックの練習場の2階から

打ちっぱなしの練習

7番アイアンが3回に一度くらい成功するようになってきた

この確率を上げる練習をしよう

150ヤードが攻めれるようになると有利だ

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