固定的行動パターンと呼ばれる
1)七面鳥の例
七面鳥の母親は子供の面倒を本当によく見る
しかし、実は、この面倒を見るという行為は
⇒ヒナ鳥の「ピーピー」という鳴き声が引き金となってはじまる
匂い、外見、手触りなどは関係ない
⇒実験として 七面鳥の天敵の毛長イタチの人形に「ピーピー」と音の出るテープレコーダーを仕込んでおくと
⇒七面鳥はその人形の面倒を始める
これは「カチッ」とボタンを押すと「サー」とテープがまわって一連の行動をとるようです
2)人間もあらかじめプログラムされたテープを持っている
「すみません・・・5枚なんですけど、急いでいるので先にコピーをとらせてくれませんか?」
このように依頼すると94%の人がコピーを先にとらせてくれる
ポイントは理由 「急いでいるので」にある
「すみません・・・5枚なんですけど、先にコピーをとらせてくれませんか?」
と依頼すると60%の人しか承諾してくれない
ここで
「すみません・・・・5枚なんですけど、コピーをとらなければならないので、先にコピーをとらせてくれませんか?」
とどうでもいい理由「コピーをとらなければならないので」と付け加えると
何と⇒93%の人が了解してくれました
「・・・・ので」という言葉に自動的に反応してしまったのです。
人間の行動の一定の部分が機械的に行われていることの証拠です。
コピーを先にとらせてといわれて、別にとらせてもいいが、とらせる理由がないと
承諾できない
理由がないのに相手の承諾を受け入れるのは納得がいかない
問題は理由の内容ではなく 理由があるかないか
似たような例として、「メンツが立つか立たないか」「言い方が気に入らない」など人間が承諾するかどうかには一定のパターンがある
【おまけ】
昨日のテレビタックルでも橋下徹についてやっていた
大きな流れで見ると
やはり官僚中心の中央集権的な国家から⇒地方自治中心の国家へ
国のかたちを大きく変化させる流れがあるのではないかと思う。
当然、官僚は既存カタチを守ろうとする
⇒そのために現在の政権与党である民主党や野党の自民党に働きかけ有利な方向へ状況を流そうとする
やはり変化のきっかけは財政上の問題になってくると思う。
ここで安易に消費税を増税することは、改革を遅らせることにもつながりかねない。
0 件のコメント:
コメントを投稿