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2012年3月16日金曜日

影響力の武器 第三章 コミットメントと一貫性②

コミットメントが鍵

一貫性を生み出す鍵⇒コミットメント

立場を明確にすると、その立場と強固に一貫して行動をしようとする傾向が自然と生じるのです


段階的にコミットメントを求めていく

朝鮮戦争当時、中国共産党の捕虜収容所がアメリカ兵に行った方法



①「アメリカ合衆国は完全ではない」と書くように求める

②どういう点でそう思うのかを指摘するように求める

③アメリカ合衆国の問題点のリストを作りサインをさせられる

④捕虜仲間との討論の場でそのリストを読み上げさせられる

⑤それらの問題点をもっと詳しく議論した文を書くように求められる

⑥反米ラジオ放送の中で名前とエッセイを使う

⑦自分自身が「協力者」であることを悟る

⑧もっと強力的な行動さえするようになる

販売であれば

小さなものを買わせて⇒大きなものを購入させるという方法

「フィットインザドアテクニック」と呼ばれる



⇒小さな要請に同意する場合にも十分に注意を払わなければならない

小さな要請に同意することで自分に対する見方自体が変化する


頭で考えることと心で感じること

コミットメントを効果的するためには

・行動を含むこと
・公衆の目にさらすこと
・努力を要すること
・自分の意思で選ぶこと




行動の持つ魔術的な力

その人を判断する場合⇒行動を詳しく調べる

信念、価値、態度の主要な情報源⇒自分の行動

「害のない」譲歩、これが問題なのです。

行動を含むコミットメントをしてしまうと、自己イメージには二つの側面から一貫性圧力がかかります

・自己イメージを行動に合わせようとする圧力

・他者が自分に抱いてるイメージに自己イメージを合わせようとする傾向

 



公衆の目

コミットメントを公表すること⇒コミットメントを持続させる




相手の目と自分自身の目が、自分の行動の圧力になったいるのは実感としてよくわかる。

相手の期待に応えなければならないという圧力は思いのほか強いようだ



【おまけ】

大河ドラマの清盛はなかなか良い!!

それぞれのキャラクターの個性がしっかりと描かれている。

さらに源氏の動きを並行して描くことで、長期的なドラマ(大河ドラマ)の醍醐味も感じられる

これからがさらに楽しみだ。

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