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2012年3月15日木曜日

影響力の武器 第三章 コミットメントと一貫性①

ひとたび決定を下したり、ある立場を取ると、そのコミットメントと一貫した行動をとるように、個人的にも対人的にも圧力がかかります。

⇒前の決定を正当化するように行動する




一貫性のテープが回る

自分の本当の利益とは明らかに反するような行動に私たちを駆り立てます。


一貫性を保つことの便利さ

一貫性を保とうとする自動的反応を抑制するのはなぜ困難なのか?

⇒考え続けるという苦難を避ける道を与えてくれる

⇒多くを考える必要がなくなり⇒楽しく生きていける






一貫性にしがみつくことの愚かさ

考えることが引き起こす困難な状況から自分を守るため

⇒一貫性の壁の中に隠れてしまう



探す人と隠す人

クリスマスシーズンが終わっても売上を落とさない玩具メーカーの戦略

①クリスマスの前にある特別なおもちゃの魅力的なコマーシャルを流す

②子供がそれを欲しがるので「クリスマスに買ってあげる」と約束する

③クリスマスシーズンには少量しかその商品は卸さない

⇒品切れになり 仕方なくクリスマスには他の商品を購入する

④クリスマスシーズンが終わって、その商品が店頭に並び始める

親たちは子供との約束の一貫性を守るために その魅力的な商品を購入する




一貫性を守る、約束を守る、あまり多くを考えたくない
考えてみると思い当たる
あまり考えないようにするために⇒パターンを形成する


国全体のこととなるさらに大きな一貫性を保つ力が働く


安全保障、財政、教育に関しても


何故その方針を続けるのかと言えば⇒今までその方針でやってきたから


⇒変えると混乱が起きるからなどの理由


充分に考えて、正しい方向性が明らかでもそう簡単に舵を切ることができない


【おまけ】

風邪を引いたので、昨日は、子供とは別の部屋で寝ることになった。

狭い部屋で、普段は荷物を置いてある部屋に、マットレスを敷いて寝た。

思いがけずよく眠れた。

寝室は狭い方がよいのではないか?と考えるようになった


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