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2012年3月9日金曜日

影響力の武器 第二章 返報性②

政治の世界における返報性のルール

政治の世界は、返報性のルールがみられるもう一つの舞台です。


政治の上の方のレベルにおいては、選出させた役人や議員たちはすぐ「なれあい政治」を始めます。

恩恵を施したり受けたりで、政治の場をまったくもって奇妙な形でなれあう人々が集うと事にしてまうのです。





リンドンジョンソンが大統領になって間もないころ次々と法案を成立させた


⇒長年にわたって上院や下院で力をもっていた時期に他の議員に与えていた恩恵が積もり積もった結果



無料とはいえない試供品







無料試供品を配布する販売促進員は、表面は製品の存在を知ってもらいたいだけののふりをして

⇒実は贈り物につきものの報恩の義務を利用して買わせようとするわけです

例えば アムエイの無料試供品作戦



返報性のルールのために、知らぬ間に恩義を感じてしまう

他のみもしないのに勝手に親切を施すことで、私たちの心の中に恩義の感情を生み出す
ことができる

返報性のルールはこうやって客観的に考えてみると、非常に大きな影響を与えていることが分かる。


相手に対して、何もする準備がないにもかかわらず、相手から気軽な好意や贈り物をされるとそれを


断るのは難しい




⇒そうなれば、積極的に利用していく方がより効果的ではないだろうか
先手を打つことが、この法則から自分を自由にしてくれる


ただ、どんな贈り物でもいいというわけではないだろう


⇒相手が本当に望むことをやってあげたり、贈ったりすることができればより健全な形でこの法則を利用できるように思う


⇒相手が何を本当に望んでいるかを察する能力が必要だと思う





【おまけ】

今年は本当に寒くて、雨が多い、お蔭で花粉症の症状が軽くて助かっている

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