このブログを検索

2011年3月1日火曜日

コトラーのマーケティング18章 マスコミュニケーションのマネジメント・広告・販売促進、イベント、パブリックリレーションズ

近年のIT技術の発展により広告も随分と様変わりしている。アマゾンドットコムのページを開くとそれまでの購入履歴に応じて最適な商品が表示される。

また、最新の自動販売機では、購入者の性別年齢を判断して最適なおすすめ商品を表示するらしい。

今回は広告に関するマネージメントである。

広告の難しいところは、効果があるのはわかっているがそれがどの位の効果があるのか。使っている広告媒体は最適なのか?どうもはっきりしないことである。

特に中小企業など広告に対し多くの費用を使うことができない。そこでできるだけ少ない費用で効果の大きい広告戦略を練るべきである。

 本の中から広告キャンペーンに関する記述があったので紹介する。
【ナイキの広告を手がけたワイデンアンドケネディの広告効果を上げるための6つの秘訣】

1)声をだせ
    景気後退時の創造性の高いメッセージは目立つ、競合他社がおとなしいうちに優位性を獲得

2)オープンになれ
    信頼されるためには何を表現しているかを人々に見せる

3)自分の直感を信じよ
    奇抜なアイデアは当初は一般の理解を得られない    

4)テレビ以外に目をむけよ
    テレビ広告は費用がかかる、テレビ以外で話題性を呼ぶ広告を考える

5)「トライブ」にターゲットを絞れ
    トライブ(影響力のある小集団)にプロモーションを集中し、そこから話題を広げる

6)WEBにおびき寄せろ
    「気になるCMを流しその続きはWEBへ」などの手法
    印刷広告、ウインドーディスプレーなどからWEBに誘導する。

中小企業として少ない費用で効果を上げるには、WEBに費用と投じ、質の高いWEBを作り
そこに誘導する作戦をとることが有効ではないか?

中小企業にもできるWEB誘導の方法を考えてみた。

  ①名刺にWEBを見てもらうためのメッセージを入れる。
     自分も名刺に『作品、購入の案内はホームページまで』と入れている効果はわからないが費用は限りなく0に近い

  ②有益な情報を提供し 
    詳細な内容に関してWEBに誘導する

  ③好奇心をそそるような情報を提供し
    その内容に関してWEBに誘導する

  ④自社の業界の顧客が作っているブログとのリンクをはる


『おまけ』



最近、テレビのバラエティー番組は外食産業とのコラボレーションが多い、理由としては、不景気により番組の制作費が使えなくなったこと、CMを見ない視聴者が多いので 番組の中で情報として広告をすることが効果があることなど理由は様々だろう。

食べ物の広告は特に効果的で、先日自分もスマステの居酒屋のおつまみ特集を見て、次の日早速
『和民』に行ってしまった。

その他にも企業を紹介する番組なども多く、どこまでが事実で、どこまでが巧みにしかけられたプロモーションなのか興味深く見ている。 

    

0 件のコメント:

コメントを投稿