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2011年3月2日水曜日

コトラーのマーケティング19章 人的コミュニケーションの管理:ダイレクトマーケティングと人的販売

この章でのダイレクトマーケティングとは、仲介業者や小売のチャネルを使わずに直接顧客とコミュニケーションして販売する手法である。

具体的には

ダイレクトメール
カタログ販売
WEBサイト
モバイル機器
外回り営業等々である。

特に近年はWEBサイトによるネットショッピングは店舗によるショッピングを凌駕しつつあり、さらに従来のダイレクトマーケティングと比較して、双方向のコミュニケーションが可能なことも特徴である。
3/1のWBSで靴のネット販売が紹介されていた。ロコンド99日間返品送料無料ということで欧米ではかなり浸透しているらしいが、日本ではどうか?
また、ABCマートなどはどう反応するか注目。
http://www.locondo.jp/

その他にも、自分としては、宅配やネットスーパーの配達の人がどんどんサービスを増やし『動くコンビニ』のようになるのではないかと予想する。

しかし、直接の人的営業の力を無視することはできない。

うちの会社には証券会社の営業マンがよく来るが、その営業手法は様々で興味深い。


住宅業界の場合は建材の営業マンが多い。
最初の取引を獲得するのは難しいものの、優秀であれば一度取引をすることができれば以降の取引は比較的容易に進むタイプの営業である。

どのタイプが成功するかというと

1)製品知識が豊富で正確 
2)業界に対しての知識が豊富
3)取引先企業に対しての情報収集に熱心
4)現場での細かい問題に対して知識があり、事前に対処できる。
5)トラブルに対する処理が迅速で正確である。
6)情報に対し誠実で、正確な情報を届けてくれる(いい加減なことを言わない)

簡単にいうと空気が読めて気が利くということか?
商品の種類が増加してくると知識がどうしても必要である、昔のようにいわゆる体育会系の営業(最近の体育会系は根性論ではないが・・・)のような根性、一辺倒では長期的な関係を気づくのが難しい。

『おまけ』



『貧乏父さん金持ち父さん』という本で有名なロバートキヨサキの出版社から出ている『セールスドック』という営業関係の本では、営業マンのスタイルを次の5つに分類している。

 1、押しの強い積極的タイプ
 2、相手が自分に関心を寄せてくれるまで、じっとまつ引きの営業タイプ
 3、徹底的にサービスし相手を気持ちよくさせて契約を取る太鼓もちタイプ
 4、外見、話し方、雰囲気から当然契約して当たり前という状況を作り出すタイプ
 5、知識が豊富で理論で相手を説得するタイプ。

その本によると顧客側もそれぞれ弱いアプローチがあるという。

自分の場合は2番目の引きのタイプの営業には弱い。

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