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2015年3月2日月曜日

企業参謀Ⅱ部 低成長とはなにか 新しい経済環境の吟味②


経済資源の偏りは高価

現在の経済資源は

1)人

2)資本

3)原材料

4)技術

⇒これらは世界的にみると著しく偏在している



人材⇒新しいモビリティに

大企業(一流企業)

から中小企業への人の流れは

心理的に困難

これを変化させることは出来るか



勢いのある中小企業が

能力のある大企業の社員を

金で買うことが出来るか?



資本⇒企業間格差は拡大へ

大企業でさえ

資本の著しい偏在が認められる

無借金経営をしている起業がある反面

総負債の比率が90%を超える企業もある

資金に余裕のあるものが

貸付をして

資金に余裕のない会社が借入を増やせば格差は広上がる一方


合併九州、コンゴロマリット化は資本の偏在を解消するうえで一定の効果がある


原材料⇒厳しい情勢が続く

今日では

原材料(石油 天然ガス)の偏在を解消するためには

政治力か武力をもつ以外ない

加工貿易を志す日本としては国際競争力を失わないことが大切


技術⇒その1 色調の偏り

基礎はおろそかで応用技術に偏りすぎる

生産技術はあるが製品開発技術は未発達



会社の成長や収益性向上を阻んでいるボトルネックの存在を早期に局在化する

べき


⇒過去にとらわれず、将来のことを考えた見直しを5年~10年に一度行うべき


技術⇒その2・選択の偏り

どの技術か?

原子炉技術か

造船技術か?

ポートフォリオ管理がこの問題に対する一つの

解決を示している



時間の経過

歴史的背景

政治状況により

本来 理想的に配分されるものが

偏在化してしまうことがあり

これをどう再配分しなおすか

経営者のとって最も根本的な問題である

極端に

変化が起こる場合は

大きな精神的

物理的圧力が発生する

しかし必ず

修正しなければ長期安定した発展は望めない





【おまけ】

大塚家具がお家騒動

になっているが

いままで

イケアやニトリに押され気味だった

大塚家具にとって

これは千載一隅のチャンスともとれる

ここが本当の勝負所と考え


周りからどう見られるかを気にしながら

経営に対する熱い気持ちを

両陣営がぶつけ合い

さらなる発展に機転にしてほしい

家具は

ニトリとイケアにしか選択肢がないのはさびしすぎる



【WKコンペで80台をだすために】

正しいスイングが分かってきたが

それでも

再現性を上げるのは難しい

しっかり体を調整する方法を考えないといけない



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