【問題】
会社び財務を検証する各種の比率の中で、投資家にとって株式のリスクを考えるにあたってもっとも有効な指標は何か?
【自分の解答】
一般的に株式を評価する指標としては、PER、PBRである。
PERの場合 現在の利益であれば何年で回収できるかという指標であり、PBRは現在の会社を現金化した場合株式の価値と比較して何倍かという指標であり、
どちらも数字が小さければ株式のリスクは小さいといえる。
ROE 当然株式に対する利益が高いことは望ましいことだが、高い状態を維持できないことが判明すれば、株式の価値は低下するのでむしろ高いことはリスク要因ともいえる。
ROA ROAもROEと同様で高い状態である場合リスク要因といえる。
手元流動性比率 手元の流動性が高いというのは株式にとってはあまり歓迎できることではない。
確実に成長分野に投資が行われ、適正な流動比率(業界により異なる)が維持されることが望ましい。
財務レバレッジ に関しても負債の比率が少なければリスクは少ないといえる
【本の解答】
レバレッジレシオにより、借入金で事業を行う際に経営者が直面する財務リスクの程度がわかる。
流動比率とは、予期しない資金需要を満たすために直ちに使える財務的な蓄えを表す指標である。
効率性指標からは重要な営業用試算や負債の管理についての洞察を得られる。
固定資産回転率は、企業の財務レバレジの程度や売上金の減少に対する脆弱さについて示している。
これらの比率には、企業が競争を行っている市場に固有の事業リスクについては情報はほとんど含まれていない。
【次回の問題】
経営トップは、あなたの部門の業績を部門のROI(部門の営業利益を部門の資産で除したものと定義する)によって評価する。
あなたの部門は最近うまっくいっており、ROIは30%である。
あなたは、新しい生産工程に投資すべきであるとかんがえているが、一方、同僚は新しい投資の1年目のROIは25%に過ぎず、業績を下げるとして、投資に反対している。
あなたはどのように対応すべきか?
【おまけ】
経済を現状に維持するために、自粛を自粛すべきという意見の人が最近多くなっている。
経済を回転させることが、被災地の経済を助けることになり復興を助けるというのがその意見のようである。
しかし、あれだけの映像及び被害の状況を見せられると、自粛するなといわれても元気が出ないのは極めて自然なことである。
今は静かにすべきではないか。何もあせる必要はないと思う。自然な気持ちでお酒を飲んだり騒いだりできるようになってからでも遅くないと思う。
元気のないときに無理に元気を出そうとするとむしろその反動のほうが怖い気がする。
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