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2011年4月22日金曜日

ファイナンシャルマネジメント3章 問題6

【問題】

(この問題とこの後2つの問題は、読者が間違いを犯さない限り、予測財務諸表と現金予算とキャッシュフロー予測それぞれから算出される予想外部資金調達必要額が同額となることを実証するものである。)



電子製品の卸売業者であるアダプテックス社のトレジャラー(財務担当責任者)は、同社の2000年度の最初の3ケ月の現金残高を予想しようとしている。

右ページ下の表の情報を用いて、同社の2000年1月から3月までの月次現金予算を作成しなさい。

その結果によると、このトレジャラーは余剰資金を使って投資を行うことに関心を持つべきだろうか、


それとも借入先を探すことに関心を持つべきだろうか?

【自分の解答】




資金繰り表を作成してみると

2000年1月は残高 440000で340000余剰が発生する。

2月末は248000不足で、最低残高を満たすためには、348000の資金調達が必要

3月末は808000不足で最低残高を満たすためには908000の資金調達が必要(2月に348000調達していれば560000調達必要となる)

【本の解答】

明らかに、トレジャラーはどこから借り入れをするかに感心を持つべきアダップクス社は3月末までに100万ドル必要とすることになる。



【次回の問題】



以下はアダップクス社の1999年12月31日現在の損益計算書と貸借対照表である。

同社の会計方法及び2000ん円度第一四半期にトレジャラーの予測についての追加情報は脚注に示されている。


1)この情報と前回の情報を使い、2000年度第一四半期の予測損益計算書と2000年3月31日時点の予測貸借対照表を作成しなさい。

3月31日現在の外部資金調達必要額はいくらになるか?





2)2000年3月31日時点での外部資金調達必要額は、前回で同h実時点の現金予算から算出した現金過不足額と一致するか?それは一致すべきか?


3)アダップクス社の財務見通しに関して、予測財務諸表は現金予算よりも多くの情報を提供するか?


4)あなたが作成した予測損益計算書と予測貸借対照表から2000年2月28日時点での外部資金調達額に関して、何かわかることがあるか?

【おまけ】


4/21のカンブリア宮殿 地上波7chで、被災地への物流の特集をやっていた。


政府のあたふたの対応の一方で、民間の力強さには感心した。




その中でもクロネコヤマトの活躍ぶりには目を見張るものがあった。


震災前から宅急便の正確さとスピードには驚くべきものがあったが、震災地での活躍はそれ以上であった。


現地のクロネコヤマトの職員は、本社の支持を待つことなく、救援物資の仕分け、配送業務を買って出たのだ。


さらに荷物1つ1つの配送に真摯に取り組み、半壊した住宅へも、住民が戻ってくるまで何度でも配送する姿勢には正直心を打たれた。


もし支援物資の配送を役所と自衛隊だけに頼っていたら大変な混乱になっていたはずだ。 適材適所で、もっともふさわしい人がふさわしい仕事を臨機応変に行うことの大切さがよくわかった。


緊急時には、法律の解釈にも柔軟性を持たせ、公と民間が協力することができるように考えたほうがいい。

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