【問題】
過去3ヶ月のデュプレックス社の純売上高(すべては信用販売)は6月から1万2000ドル、7月が1万8000ドル、8月が9000ドルであった。
1)デュプレックス社の売上債権回転期間が30日の場合、8月の現金受取額を予測しなさい。
2)デュプレックス社の売上債権回転期間が45日の場合、8月の現金受取額を予想しなさい。
【自分の解答】
1)
売掛債権回転期間=売掛金/一日あたり売上高
7月までの売掛金 =売上期間回転期間×1日あたり売上高
=30×(1万2000ドル+1万8000ドル)/(30+31)
=2万9032ドル
8月までの売掛金=売上期間回転期間×1日あたり売上高
=30×(1万2000ドル+1万8000ドル+9000ドル)/(30+31+31)
=1万2717ドル
現金受取額=2万9032-1万2717ドル=1万6315ドル
2)
売掛債権回転期間=売掛金/一日あたり売上高
7月までの売掛金 =売上期間回転期間×1日あたり売上高
=45×(1万2000ドル+1万8000ドル)/(30+31)
=2万2131ドル
8月までの売掛金=売上期間回転期間×1日あたり売上高
=45×(1万2000ドル+1万8000ドル+9000ドル)/(30+31+31)
=1万9076ドル
現金受取額=2万2131-1万9076ドル=3055ドル
【本の解答】
1)売上債権回転期間が30日の場合8月の現金受取額は7月の売上高1万8000ドルと等しくなる。
2)売上債権回転期間が45日の場合、8月1日に回収された現金は6月中旬の売上高にたいするものであり、8月31日の回収額は7月中旬の売上高に対するものである。
したがって、現金受取額は6月中旬から7月中旬までの間の売上高、すなわち(1万2000ドル+1万8000ドル)/2=1万5000ドルとなる。
【次回の問題】
あなたがある企業の貸借対照表を作成したところ、予想外部預金調達必要額がマイナスだったとする。この結果をどのように解釈すべきか?
【おまけ】
震災後、サントリーのテレビCMで、各界の著名人が「上を向いて歩こう!!」と「見上げてごらん夜の星」の2曲を歌っている。
今の日本の状況を癒すためにこの2曲のメロディーと歌詞はとてもぴったりであり、自分自身も癒されている。
この二つの曲の作詞は永六輔さんであり話によれば、戦後の学生運動に敗れたときのむなしい心情を歌ったものだという。
その永さんがやっている土曜日のTBSラジオが好きで毎週楽しみに聞いているが、
その中で永さんが明らかに失言とも言える発言をしてしまった。
「地震は好きです。地球との一体感を感じられるから」 「被災者への心理的なケアが不十分だというが、戦後満州から食うや食わずで引き上げてきた人に比べればまだ甘いと思う」
番組のしめくくりには「ついつい本音がでてしまった」といっていた。
この発言に対し、正しいとか間違っているかとは思わない。
でも 永さんが作った歌が現在の日本を癒しているという現実と永さんの「本音」とのギャップに少し驚いてしまった。
これがシュールというものか・・・
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