法則2 宇宙に衝撃を与える
第五章 ビジョンをシンクディファレント
1)人を月に送る
ジョンFケネディ大統領は1961年5月25日 上下両院合同本会議でこう宣言した。
『人を月面に降ろした後、地球まで安全に連れ戻すとう
目標を今後10年間で達成すべく、
全力で努力するべきと私は考えています。
これほど、人類に感動を与える宇宙計画はほかにはありません』
このとき、どうすれば月面着陸ができるのか?それどころか可能であるのかさえ、わかっている人はいなかった。
にもかかわらず、ケネディは具体的に10年間という期限まで設けて宣言したのである。
人は、壮大、大胆なビジョンでやる気になる。
「月に人を送り込むというのは、人の可能性をぎりぎりまで追求しようという意欲を人々に持たせることだ。難しい問題は、いつか、そういう形で解決される。夢を見よう。子供に夢を見させよう。」
ひとはかけられた期待が大きいほどよい成果を上げる傾向がある。
これをピギマリオン効果という
奉じるべきはビジョン。 ミッションではない
2)魅力的なビジョン 共通する三つの特徴
1具体的
2簡潔
3徹底的
「具体例」
アップル「普通の人にコンピューターを届ける」
グーグル「1クリックで世界の情報にアクセス可能にすうる」
クアウドコンピューティングのパイオニア マクベニオフ 「ソフトウェアの終焉」
ケネディ 「10年以内に人を月面に立たせ、安全に地球まで連れ戻す」
コールドストーン 「究極のアイスクリーム体験として世界にその名をとそろかせる」
エーデルバーグ 「子供たちに優れた公立小学校を与えなければならない」
「いつでも自分と自分のビジョンを信じること。まわりんがどう思うと気にするな」
「重要なポストにリクルートするときは力量が問題になる。
優秀じゃなきゃいけないんだ。
でも、僕にとって一番大事なのは、その人物がアップルを愛してくれるかどうかだ。
アップルを愛してくれれば、ほかはどうにでもなるかえらね 」
1)毎朝元気におきられるようなビジョンをつくろう
2)ビジョンが 具体的、簡潔、徹底的かどうかチェックしよう
3)ロードマップを示してくれるのはビジョンだ
リーダーの必要性、偉大さを感じさせるエピソードとして、ケネディのリダーシップは輝いている。
確かにすごい話だ。これこそがリーダーなのだ。
今この閉塞感のある世の中でもリーダーは求められている。
ケネディならどんなビジョンを示してくれるのか?
【おまけ】
ラグビーワールドカップ
日本代表、優勝候補のニュージーランドに対し
大差で敗北、
力の差をまざまざと見せつけらた。
日本ラグビーの復活の日はまた遠のいた感がある。
それにしてもハードな大会だ。
フランス戦から中5日でニュージーランドと戦わなければならなかった。
条件は同じだが、体格に劣る日本代表の疲労はかなりきているなという感じだった。
残り2試合、カーワンジャパンの本当の強さを見せてほしい。
こんなもんじゃないはずだ。
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