法則3 頭に活を入れる
第六章 新しい体験を探し出す
想像力とはつなぐこととみつけたり
まず自分に一卵性双生児がいると考える。
そして、脳や素質がまったく同じこのふたりが、新しいベンチャーの立ち上げを任されたとしよう。
与えられた時間は一週間。
この一週間、あなたは自室に閉じこもり、ひとりでアイデアを考える。
対してあなたの一卵性双生児は、
①エンジニア、ミュージシャン、主夫、デザイナーなど10人に相談する。
②革新的なスタートアップ企業、3社の見学に行く
③「新登場」の製品、5種類をチェックする
④つくったプロトタイプを5人の人に見せる
⑤「これをトライしたらどうなるだろうか」と質問する。
このとき革新的なアイデアを出せる可能性はどちらが高いだろうか?
スティーブジョブズはなぜ他人と違う「見方」ができるのか
「他人と違う見方をするためには、過去に経験のないことをたくさん、
頭に詰め込むのが一番いい。
真新しい体験をすると認知オウロセスが過去のくちびから解放され、
頭は新しい判断をするしかなくなる。」
物理的にも、精神的にも、自分が快適だと感じる範囲から外に出れば
シナプスを活性化し、
仕事や人生を大きく変えるあたらしいアイデアを思いつく可能性が高くなる。
人間の体験に対する理解の幅が広がると、一般的な問題に画期的な方法で対処できるようになるものだ。
一人で考えるより、全く違う、環境や体験を組み合わせることが創造力につながるという話だ。
まったくその通りだと思う。
違う環境の人のアイデアを聞く機会を増やさないと。
ソシャルネットワークはそのための重要なツールになる。
【おまけ】
ラグビーワールドカップも3分の1の試合が消化された。
印象としては、
ニュージーランドの基本に忠実で、無理をしない華麗なプレーと
南アフリカの、フランカーがスタンドオフの代わりをするというアイデアを用いた革新的なラグビーに目を奪われた。
残念ながらジャパンは準備不足としか言いようがない。セレクション時点から考え直さないと。
2戦目のニュージーランド戦では、ベストメンバーを組まず 主力を3戦目4戦目に回すという方法に出たが、
はたしてこの選択が正しいか? 日本人のメンタリティーは明日のジョーではないが「真っ白になるまで戦うこと」ではないのか
守りに入ると弱いのが日本さて、残り二試合どうなるか? カナダもトンガも簡単に勝てるような相手ではない。
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