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2011年7月5日火曜日

もしドラッカーの『マネジメント』をもしどらの分析を通じて考察したら 第一章 ②

第一章の中で、ドラッカーのマネジメントが引用されている箇所


1)マネージャーの資質 



きっとここにはマネージャーの資質が書かれていることだろう、


もし私にそれがなかったらどうしよう


「真摯さ」

人を管理する能力、議長役や面接の能力を学ぶことはできる。

管理体制、昇進制度、報酬制度を通じて人材開発に有効な方策を講ずることもできる。

だがそれだけでは十分ではない。


根本的な資質が必要である。 真摯さである。





一流の仕事を要求し、自らにも要求する。

基準を高く定め、それを守ることを期待する。

何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。

真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない。


マネージャーの仕事は、体系的な分析の対象となる。


マネージャーにできなければならないことは、そのほとんどが、教わらなくても学ぶことができる。


しかし、学ぶことのできない資質、後天的に獲得できない資質、はじめから身に着けていなければいけないし資質が一つだけある。

才能ではない真摯さである。



2)事業の定義づけ

まず初めに組織の定義づけから始めなくてはならない。


じゃあ質問です 野球部とはなんでしょう」


「野球とは野球という事業とは何か?何であるべきか?」




自らの事業は何かを知ることほど、簡単でわかりきったことはないと思われるかもしれない。

鉄鋼会社は鉄をつくり、鉄道会社は貨物と乗客を運び、保険会社は火災の危険を引き受け、銀行は金を貸す。



しかし実際には、「われわれの事業は何か」との問いにはほとんどの場合、答えることが難しい問題である。

わかりきった答えが正しいことはほとんどない。



【おまけ】


「顧客の創造」と並んで、ドラッカーの中で分かりにくい言葉が「真摯さ」という言葉である。

ドラッカーは本の中で、この真摯さという言葉に重きを置いている。

どういう精神状態なのか?





自分自身は真摯であるといえるのか?

まじめに取り組むという意味なのか?

目的に対してまっすぐに進むという意味なのか?

それともそれ以上か? 考えてみる必要のある言葉だ。

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