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2011年7月6日水曜日

もしドラッカーの『マネジメント』をもしどらの分析を通じて考察したら 第一章 ③

「もしどら」の第一章の中で引用されているドラッカーマネジメントの内容についての考察






1)マネージャーの資質 

「もしどら」の一章の最大のテーマは

マネージャーの資質ということである、どういう人間にマネージャーとしての才能があるのか

マネジメントの中でドラッカーは次のようにいっている

「人を管理する能力や、議長役、面接の能力は学ぶことができるが、後天的に獲得できない、

マネージャーに欠かすことのできないポイントは『真摯さ』である」


自分としては、この真摯さというのは職務に忠実ということもあるが、「顧客の創造 」という目標に向かって、わき目も振らず、迷いもせず向かっていく精神状態をいうのではないかと思っている。

別のドラッカーの本で読んだが、マネージャーには精神的に強いとかよかよわいとか、しっかりしているとかしていないとか、楽しい人だとか暗い人だとか、元気な人だとか元気のないひとだとかとうことはほとんど関係なく

唯一、何が違うかと言えば「成果を上げるか」 「上げないか」だけしかないとうい内容だった。

性格はあまり関係ないというのは、心強い言葉だ。

マネージャーの素質があるかどうかは、実績のみで判断される。


2)事業の定義づけ

1章で扱われているもう一つの話題は事業の定義付けという問題、

事業を定義つけしなければ、成果も図ることができない。

当たり前のようで、忘れてしまいがちな項目だ。

成功を収めている企業の成功は、「われわれの事業は何か」を問い、その問いに対する答えを考え、明確にすることによりもたらされる。

この定義付けが巧みに行われれば、やるべきことがはっきりしてくる、そして迷いがなくなる

迷いがなくなり、価値判断の基準ができれば、効果的に目標に到達できる。

出発点は顧客しかない

どのように、どの点で 顧客を満足させることを事業の目的とするか?

顧客の価値、欲求、期待、現実、行動からスタートしなければならない。


たとえば  吉野家の牛丼でいえば「早い安いうまい」であろうか?



分かりやすければ分かりやすいほどいいのだろう。「確かに、うまくいっている会社にはわかりやすい行動基準、目標、事業の定義がある」



【おまけ】

グーグルがフェイスブックと同じような、サービスを始めるらしい、



自分として歓迎したい。

というのも、フェイスブックはデザイン的に面白味がないからだ。

グーグルがサービスを提供してくれるなら、デザイン的に優れたものになるだろう楽しみだ。

個性的なページの方が楽しいと思う。

アップルもクラウドに乗り出すようだし、これからの競争はますます熾烈を極める。

使う側としては、積極的にいろいろ試してみたい

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